【Q&A】月経が来る頃に別の排卵が起こった?~佐藤先生【医師監修】

のぶさん(38歳)

アンタゴニスト法でに採卵をしました。卵胞は5つありましたが、排卵済の卵胞があり、ほかの4つの卵胞も吸引したが1つも採卵できなかったということでした。採卵前の最後の受診では、経膣エコーと血液採取をしました。血液検査結果が出たのが夕方で、「排卵後の数値(黄体ホルモン)が出ていたが、エコーでは排卵済に見えなかったので採卵した」と、採卵後の説明で聞きました。
その後、採卵日から2週間以上経っても月経が来ないので、再度に受診しました。経膣エコーでは、内膜が8mm、卵胞が2つくらい見えました。卵胞は排卵済とのことでした。血液採取もして、後日結果を聞きに行くことになりました。
再度受診して、経膣エコーで見てもらったところ、内膜は4mmで、卵胞のようなものが4つ見えました。排卵前か排卵済かは聞いていません。
血液検査結果は、排卵後の数値(プロラクチン)でした。「推測だが月経が来る頃に別の排卵が起こったと考えられる」ということでした。
しばらく基礎体温をつけて体温が下がるか様子を見ているところです。月経周期が戻ってくれるか、また採卵・移植ができるようになるか、非常に心配です。
他の先生の見解をお聞きできればと思い相談させていただきました。よろしくお願いいたします。

産科婦人科舘出張佐藤病院・高崎ARTクリニックの佐藤先生に聞いてきました

【医師監修】産科婦人科舘出張佐藤病院・高崎ARTクリニック   先生 
医学博士・産婦人科専門医・日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医・日本生殖医学会生殖医療専門医。2018年、体づくりができるフィーカレディースクリニック(東京・日本橋)を開院。佐藤病院院長・高崎ARTクリニック・Fika Ladies’ Clinic理事長を務める。専門分野だけでなく、栄養学や抗加齢医学などの知識も深く、患者さんにも積極的に生活習慣の改善を指導。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
全体的な治療内容とチョコレート嚢腫の手術の既往、AMH値等から卵巣機能があまりよくない印象です。
採卵前に排卵してしまうことや月経周期と排卵時期の乱れも卵巣機能低下の徴候のひとつかもしれません。アンタゴニストやPPOSで採卵数が多くないことを考えると今後は低刺激での採卵を考えてもよいかもしれません。
カウフマン療法や一時的にピルで卵巣を休ませてから再度採卵を検討するのも一つの方法です。卵巣に負担をかけすぎない方がいいかもしれません。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

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