ごまつぶさん (39歳)
内科にてクラミジア抗体陽性結果により、クラリスロマイシンを2週間処方され服用しています。
内科にてクラミジア抗体陽性結果により、クラリスロマイシンを2週間処方され服用しています。
(4ヶ月前にも念のためジスロマックを服用していて、そこから体外受精のみしかしておらず、夫は現在陰性です。なので私は今かかっていないかもしれませんが念のため服用しています)
飲み切った後1週間後には胚盤胞移植時期がきてしまいます。
抗生物質を2週間も服用したら、子宮のラクトフローラ(ラクトバチルスなど)は死んでしまうでしょうか?
一周期延期すべきでしょうか?
一応ラクトフェリンやラクトバチルスを自分で摂取しています。
また、現在初めてグレード䛾良い胚盤胞4AAが1個だけ凍結できたでの、大事にしたいです。
3回目の移植となりますが、この移植前にERAやEMMAA,ALICEもやるか迷っています。
2回とも着床すらせず、判定日前に出血が始まってしまいます。
小林先生に聞いてみました。
神奈川レディースクリニック 小林 淳一 先生
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
宮内細菌環境の検査では、 マイクロバイオーム解析によるとLactobacillusが90%以上の方の妊娠率が高く、また妊娠しない方、 もしくは流産した方は、それ以外の主にStreptococcusやGardnerel laが多い傾向にあります。
抗生剤を不用意に服用すると、 この子宮内細菌のバランスが乱れてしまうことが予想されます。 この検査は費用も高く、結果がでるまでに2〜4週間かかり、再検査し、すぐに移植というのは難しいと思います。
また、検査時と移植時のデータが異なることもあり、もし抗生剤を服用した場合は乳酸菌剤を使用したあと、つまり翌月に移植をしたほうが良いかもしれません。
この検査は、細菌の割合は確認できますが、量はわかりません。
この検査は、細菌の割合は確認できますが、量はわかりません。
よって今のところ、100%の信頼性はありません。
着床環境を整えるために、頻回の不成功の方は一度、ERA、EMMA、ALICE検査を行った方が良いと思います。
着床環境を整えるために、頻回の不成功の方は一度、ERA、EMMA、ALICE検査を行った方が良いと思います。
検査前には、子宮鏡とCD138検査にて、 ポリープと慢性子宮内膜症の検査を行うことをお薦めします。ERAの結果に影響します。