二人目不妊について、

出居先生に、詳しくお聞きしました。

大宮レディスクリニック 出居 貞義(いでい さだよし)先生   栃木県出身。 自治医科大学産婦人科学教室に入局。 99年には不妊部門の主任となり、その翌年に上都賀総合病院の産婦人科病棟医長を歴任。 その後は各地で常勤・非常勤医師として活躍し、2004年に大宮レディスクリニックを開業。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
ゆいまるさん(34歳) 二人目不妊で4年通院しても出来ません。
毎回体外受精で着床しないので、病院のすすめでERA検査をしました。
その結果インバグを移植前に投与していますが、妊娠判定はいつも陰性です。
また、移植後のバイアスピリンを飲み、ルテウム、ジュリナ、デュファストンを移植前から判定日まで投与してます。
一人目は体外受精2回で妊娠、出産できました。
ストレスなのか移植後一週間後に必ず腹痛に襲われます。一度、胃腸炎にもなりました。
術後出血はありませんが、おへそ周りが毎回痛くなります。
病院から「35歳まで」と言われており、もう少しで終了の時期なので焦ってます。
インバグを投与した一回目の手術では妊娠となりましたが、赤ちゃんがいませんでした。
病院からは「一度着床してるから、このままのやり方で」と言われてます。
逆に言うと、これ以外やり方がないのかと絶望しています。
ゆいまるさんは一人目は体外受精2回目で妊娠されましたが、2人目はおそらく4〜5回体外受精をされても妊娠しないことからERA検査を受け、その結果インバグやお薬をしっかり服用して最初のERA周期で 妊娠されたが赤ちゃんがいなかった、でも同じ方法でやっていきましょうと言うお話ですね。
ERA 検査 の他にエマやアリスもされて子宮内フローラの環境を良くするために移植前にインバグの投与が されていると思いますので、念のためCD 138子宮内膜炎の有無をもう一度チェックされてはいかがでしょうか。
ERA周期でその後全く妊娠しないと言うことは、受精卵や子宮内膜の質が良くないことが考えられます。 これに対処するにはまず初めに生活習慣や食生活を変えてみてください。

参考までに ジネコのIVF doctor のQ&Aを見てください。 受精卵の質は必ず良くなりますので信じて頑張ってください。

 

移植1週間後に必ず腹痛に襲われ、腸炎にも一度なった、おへそ周りが毎回痛くなるといったことから、ストレス性胃腸炎が 最も疑われますが、炎症性腸疾患も 少し考慮に入れてみてもいいかなと思います。

炎症性腸疾患においても生活習慣や 食事を変えることによって多くの方が改善していきますので ご安心ください。
胚移植は ホルモン補充周期でされているようですが、 ERA周期で何回も妊娠しないならば、排卵周期で戻されるのもストレスが減って良いのではないかと思います。
ホルモン補充周期と排卵周期では妊娠率にほとんど差がないのが実情で、出産に伴う合併症は排卵周期での移植の方が少なくて安全とされています。
また排卵した卵巣からは経静脈的に子宮内膜に高濃度の黄体ホルモンや女性ホルモンが直接作用し、 さらには胚移植時の黄体ホルモン値はあてにならないと言う論文が多数ありますので、当院では積極的に自然周期での凍結胚移植を行っています。
担当のクリニックの先生とご相談ください。
また、 病院から「35歳まで」と言われているとの事で多大な ストレスを感じているようですが、もし35歳を過ぎた場合は 他のクリニックでの治療を考えてみてはいかがでしょうか。
通院されている病院の方法 以外でも妊娠すると思われますので 自分を 追い詰めないでチャレンジしてみてください。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。