【Q&A】第2度無月経と超低AMHの卵胞発育治療法について〜田中 温先生【医師監修】

まりさん(45歳)

第2度無月経と超低AMHで卵胞が見えないため、プラノバールや、プロギノンデポー注射とプロベラを使ってリセットさせ、FSHが下がったり卵胞と思われるものが見えたらクロミッドを飲むという治療をしていました。

ですが、何周期やっても卵胞が見えず、育たず、一度も採卵ができていません。

先日の診察以降、一旦治療を休んでおり、別の治療ができそうな病院へ転院を考えています。

自分でも調べたところ、私のように第2度無月経で超低AMHの方がエストラーナテープを使って卵胞を育てているという治療を知り、主治医にエストラーナテープを使うのはどうかと尋ねましたが、エストラーナテープもカウフマン療法もプラノバールやプロギノンデポー注射と効果は同じ、注射の方が強い、とのことで、エストラーナテープを使った治療はしませんでした。

プラノバールや、注射でガツンとE2をあげるのと、エストラーナテープで穏やかにE2を保つのとでは、卵胞の育ちに違いはないのでしょうか?

第2度無月経で超低AMHの治療法は、ほかにもありますか?

PFC-FDは効果がありますか?

とにかく卵胞を育てるためのベストな治療法を知りたいです。

セントマザー産婦人科医院の田中 温先生に伺いました。

【医師監修】セントマザー産婦人科医院 田中 温 先生
順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

重要な点は、排卵に必要な最低限の卵巣機能が残っているかどうかです。

いただいた内容から判断する限りでは、卵巣機能はすでに閉経に近い状態にあると考えられます。そのため、残念ながら、現状ではPFC-FDによる効果は期待しにくいと思われます。

PFC-FD治療は、原則として月経が規則的にあり、毎周期、卵胞の発育が認められることが前提となります。月経や卵胞発育に必要な卵巣機能が失われている場合、PFC-FDによってその機能を元の状態に戻すことは困難です。

大変残念ではございますが、現時点でお子さんを授かる可能性が最も高い方法は、卵子提供であると考えます。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

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