【Q&A】体外受精周期のクラミジア治療について~山下正紀先生【医師監修】

みどりさん(41歳)

次の排卵(8月頭あたり)後に保険治療最後の胚盤胞移植を考えていますが、先日通っているクリニックとは別の病院で、クラミジア陽性と診断されました。加えてガードネレラ菌+、BVスコア3ということで7/28に膣剤と飲み薬を処方していただきました。その先生、体外受精については通院先のクリニックで相談して、とのことでした。
今の状態で体外受精に臨んでもよいものか、それとも一周期おいて次回の検査で陰性になってからのほうがよいのか悩んでいます。
通っているクリニックでもきいてみますが、セカンドオピニオンいただけたらありがたいです。よろしくお願いいたします。

山下先生にお聞きしました。

【医師監修】山下レディースクリニック山下正紀先生 1980年、奈良県立医科大学を卒業後、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科の医長として同院の生殖医療を確立後、神戸中央市民病院で産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。1997年、神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。一般不妊治療から高度生殖医療にわたる初診から妊娠成立までを一人で担当し、妊娠したカップルは10000組を超える。キッズルームを併設し、2人目不妊にも対応している。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください

おっしゃるように担当医とよく相談の上決められるのがよろしいでしょう。

あえて私の考えを申し上げるとすれば、今周期は見送って、次週期以後の移植が望ましいように思います。

うまく行きますようお祈りいたします。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。本サイトの全ての記事は医師監修です。