妊活におすすめのサプリメント

保険診療では使える薬や治療法にも制限が出ると思います。
自分でもできることとしてサプリメントを摂ってみたいと思うのですが、何がいいでしょうか。
妊活におすすめのサプリメントがあれば教えてください。
草津レディースクリニック 森 敏恵 先生日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本受精着床学会会員、日本卵子学会会員。神戸や滋賀県の産婦人科などを経て、草津レディースクリニック院長に就任。「笑顔になれるクリニック」をめざし、臨床心理士による心のケアなど、心身両面の治療を大切にしています。

必要な栄養素を知って妊娠力を上げましょう

妊娠に必要な栄養成分はたくさんあります。なかでも、ビタミンB群の一つ「葉酸」は必須です。胎児の神経管閉鎖障害を予防する働きがあり、国も推奨しています。妊娠後は多くの血液が必要になるので、貧血を予防する「鉄分」も大切です。最近は赤ちゃんの骨形成や、妊娠合併症との関連が指摘されている「ビタミンD」も重視されています。

また、40代になると卵子や精子を酸化ストレスから守る抗酸化力が半減します。男女のホルモンの元になる「DHEA」や、睡眠ホルモンの「メラトニン」、近年注目されている「PQQ」には、強力な抗酸化作用があり、卵子の発育や着床に有効といわれています。

栄養成分を体内に行き届かせるために、「ラクトフェリン」で腸内環境も整えましょう。腸内が良くなると、子宮内や腟内の環境も良くなります。

まずは生活習慣を見直して不足した栄養素はサプリで補う

妊活を始めるうえで、まず取り組んでほしいのは、食事、睡眠、運動などの生活習慣の見直しです。抗酸化
物質の活性化をうながす良質な睡眠や、血流を良くする運動はもちろんのこと、特に大事なのは食事です。たとえば、3日間の食事を写真に記録し、何が足りていないかをチェックしてみましょう。不足する栄養素は、食事で補う工夫をしてください。赤ちゃんが生まれてからも食の知識は大事です。どの食品にどんな栄養素が含まれているかを知ることは、これからの子育てに向けたレッスンにもなります。そのうえで、食事で摂りにくい栄養成分は、サプリメントで補うようにしましょう。

食事の内容によって必要な栄養成分は人それぞれ違うので、「食事をどう変えたらいいのかわからない」という人もいるかもしれません。当院は、体質改善のための食事指導にも力を入れています。カウンセリングも行っていますので、気軽に相談してくださいね。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。