【Q&A】胚移植が成~俵先生

めぞっこさん(35歳)

PCOS、薬を飲まないと生理がこないレベルの重度の排卵障害です。
31歳の時に体外受精を実施、6つ胚盤胞ができ、うち一つ(4AC)を戻して妊娠、32歳で出産しました。
34歳から治療を再開、凍結胚移植を3回実施しましたが、なかなか妊娠できません。
2回不成功後(4BB2回、うち1回は化学流産)に子宮内フローラ検査をし、ラクトバチルスが少なかったためサプリを服用も2回目の検査で環境はむしろ悪化。
抗生剤を飲み、その後はサプリを継続中です(3回目の検査はやっていません)。
ERA検査でズはレが見つかり、3回目の移植(4AB)の対応していただきましたが、かすりもしませんでした。
残りは4BCと4CCです。
1人目の時は検査も何もなく妊娠できたのに、2人目がうまくいかず、フローラ検査に至ってはサプリを飲んだのにむしろ環境悪化と、色々と信じられなくなってきてしまいました。
現在胚を保険で保管しており、次もERA検査に合わせて、2個戻すことも提案されてますが、それがベストなのか自信がありません。
このまま先生と検査結果を信じてよいのでしょうか。
なお、フローラ検査、ERA検査の合間にクロミッド服用のタイミング法を実施、一度妊娠できたのですが、流産してしまいました。
当初凍結胚がなくなったら治療を終了するつもりだったのですが、体外受精も保険適用され、さらにタイミングで妊娠できることもわかり、今後ステップダウンして治療しても見込みがあるのか、再度採卵すべきかも揺らいできています。するつもりだったのですが、体外受精も保険適用され、さらにタイミングで妊娠できることもわかり、今後ステップダウンして治療しても見込みがあるのか、再度採卵すべきかも揺らいできています。

俵史子先生にお伺いしました。

俵IVFクリニック 俵 史子 先生
2007年静岡市に開業。浜松医科大学に生殖周産期医学講座(寄附講座)を開設し、不妊治療後の妊娠・出産がより安全なものになるよう研究を行っている。また臨床教授、非常勤講師として将来の不妊治療医の育成にも従事。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
検査の結果はもちろん大事ですが、検査の結果が悪かったとしてもそのことが原因になっているかはわかりません。
妊娠に向けての治療は全体を見ながら進める必要があります。
医療者側も検査結果に振り回されてしまうことはありますので、あらためて治療計画を立て直してもらうのはいかがでしょうか。
転院も選択肢かと思います。
自然妊娠にトライできるかどうかは、治療歴や年齢なども考慮したうえで判断する必要があります。
自然妊娠をされているのでご本人の希望があれば可能だと思いますが、排卵障害の程度によってはあまり長期にはお勧めしにくいです。
繰り返しの排卵誘発剤の使用は耐性が起こったり、卵質が悪くなる場合もあります。子宮側への影響もあり。

問題が子宮側のみとは言えないので、胚側の検査ができるとさらに原因検索にはなると思います。
胚の状態を調べるPGT-Aがありますが残念ながら保険適用はありません。

フローラ検査は、大腸菌99%とのこと。
検体の採取の方法に課題がある場合もあるため、鵜呑みにできないケースはあります。
ラクトバチルスがほとんどいない状態ではラクトフェリンだけでは効果は期待しにくいかもしれません。
乳酸菌の腟剤を使用されてみてはいかがでしょうか。
ラクトフェリンと併用ができればさらにいいと思います。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。