【Q&A】他に検査すること無いですか?~浅田先生

年齢的に考えるとAMHが低いとき…なかなか妊娠しない場合の治療方針は?

浅田先生に聞いてきました

浅田レディースクリニック浅田義正先生  名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
MOMOさん(29歳)現在29歳、AMHは1.51です。
2018年3月に婦人科クリニックでホルモン検査など問題なし。7月まで病院でタイミング法。
卵管造影検査・フーナー検査ともに異常なしで、今のところ内膜に疾患など、不妊症と言われる原因は見つかっておらず、原因不明の不妊症です。
2020年10月より、不妊専門クリニックに転院し、検査も1から受けて体外受精顕微授精を始めました。
PPOS法の採卵1回目は全滅、2回目は胚盤胞まで育ち、6個凍結しました。
1回目移植は5AA移植して4週で化学流産、2回目移植も5AA移植して9週稽留流産、3回目は4AB移植して陰性でした。移植はすべてホルモン補充で行ってます。
今の検査周期中でTRIO検査をしている所です。
結果が届くのに時間がかかるので、その間に他にできる検査をしたいと私は思っています。
ただ主治医の先生は「ビタミンD亜鉛の検査もサプリメントを補充しているので、不育症の血液検査はしなくていい」との事でした。
まだTRIO検査の結果が来ていないので何とも言えませんが…原因をはっきりさせてから次の移植に移りたいと思ってます。
残りの胚盤胞は5AA・5AB・6AAです。
このままTRIO検査だけして移植に移っていいでしょうか?
不育症・ビタミンD亜鉛検査以外にした方がいい検査はありますか?
29歳で6個中3個が染色体異常だったのでしょうか?

AMHが1.51ng/mlということですから、通常より予備能が低いということになります。

「ビタミンD、亜鉛の検査もサプリメント補充をしているので、不育症の血液検査はしなくてもよい」と主治医の先生から言われたそうですが、TRIO検査や、ビタミンD、亜鉛の検査、不育症の検査もそうですが、どれもエビデンスレベルの低いものです。

なかなか妊娠できない、ということであれば胚の染色体の異数性を調べるPGT-A検査を行うべきだと思います。

エビデンスレベルの低い検査を繰り返しても、効果は低く、費用がかかるだけです。

適切な検査をして治療を行っていただきたいと思います。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。