保険適用のニュースもあって、ステップアップするべきか悩むこともありますね。
保険適用に関する内容は、まだ確定していない部分が多いので、はっきり書くことが出来ませんが、医療的な見解から、ステップアップするべきか?
宇都宮先生に聞いてきました。
和歌山県立医大付属病院で体外受精などの不妊治療と研究に従事。2010年11月に『うつのみやレディースクリニック』を開院。一般不妊治療から、高度生殖医療までを行う。開院以来、訪れる患者様が、一日でも早く赤ちゃんを抱けるように、スタッフと一丸で治療を行っている。
natsumeさん(40歳)
現在40歳、AMH0.7。1人目は36歳の時(平成29年)に人工授精4回目で出産しています。
子どもが1歳の頃から二人目の不妊治療開始。人工授精から始め、令和2年度体外にステップアップしました。
4回の体外受精をして、顕微授精も含め採卵数も少なく凍結胚2個。
2021年2月に4回目の体外受精をしていますが、8個採卵した中は1つのみ胚盤胞になり凍結。しかしグレードはD D1と悪く、5月に移植しましたが陰性。
令和3年度になって不妊鍼灸に通い、不妊治療は人工授精にステップダウンして現在も通院は続けています。
令和4年のこの春から不妊治療の保険制度が変わるのもあり、また体外をした方がよいのか、病院を変えるべきなのか迷っています。
春を待たずに体外を再開すべきかとも思いますが、金銭的な負担は大きく、結果も伴わなかった経験から躊躇しています。
でも2人目を諦められない状態です。
また、2022年4月からは不妊治療の保険適用の報道で、現段階でその適用範囲に年齢制限があり、40歳から43歳は3回までの適用と記載されていました。
これは体外受精から移植までをサイクルとした場合は適用であるならば、私はあと3回は保険適用範囲ということと思います。
なので、助成金のあるこの年度内にまだ体外にトライしたほうがいいのでしょうか。
報道内容は治療開始時となると不妊治療そのものを始めた時の年齢をさすので体外6回までが適用範囲になるのでしょうか。そのあたりが不明です。
ちなみに、助成金システムの所得制限が撤廃された際に、2021年2月体外受精-5月移植の治療は、助成金を初回申請して、助成金を頂きました。
その助成制度でいうとあと5回は申請できる範囲にいます。
不妊治療が保険適用されるようになるとこの助成制度はなくなるとのことで、迷っています。
40歳。AMHは0.7でもう待ったなしですね。
数年前の一人目妊活の時よりも卵子の質だけでなく、精子も確実に妊娠力は低下していると考えます。
第2子を諦めないのであれば、いずれは体外受精を再開すると思っているのであれば、できるだけ早いうちに、妊娠できる卵子があるうちに体外受精をしたらいいと思います。
助成金がもらえる3月までにすれば1回でも余計に経済的負担が軽い治療ができます。
詳しいことは決まっていませんが4月からは無限に保険治療ができるわけでも、いまできるすべての治療が保険で受けられるようになるわけでもないようです。
高齢のかたは、いろいろと工夫したテーラーメイドの治療が必要になりますが、保険診療の枠内では難しいかもしれません