腹腔鏡検査

難しい用語がいろいろと出てくる不妊治療の現場。

治療でよく聞く用語だけど、あまり正確に知らないものも多いのでは?

勘違いや思い込みを防ぐためにもしっかり確認しておきましょう。

クリニックの先生に用語の解説をしていただきました。

腹腔鏡検査、腹腔鏡下手術

腹腔鏡検査は、全身麻酔をかけてお腹に直径0.5~1cmほどの穴を2~4カ所ほど開けます。

そこから腹腔内に炭酸ガスを注入して内部を見やすい状態にしたうえで、内視鏡や器具を挿入し、お腹の中(腹腔内)を観察し、検査・診断するものです。

子宮や卵巣、卵管の状態や癒着の有無などを調べることができ、子宮内膜症や卵管周囲癒着、卵巣囊腫茎捻転、骨盤内腹膜炎、卵管妊娠などの異所性妊娠、骨盤内腫瘤などの異常がわかります。

検査中に異常が見つかれば、そのまま腹腔鏡下手術となる場合もあります。

いずれもお腹を切る(開腹)必要がないため、通常の開腹手術に比べて手術創が小さく目立たない、検査後や手術後の痛みが少ない、入院期間が短く社会復帰に要する時間も短いなどのメリットがあります。

手術操作には開腹手術にない高度で特殊な技術を必要とするので、十分な経験をもつ専門のスタッフが求められます。

北村 誠司先生

北村 誠司先生  慶應義塾大学医学部卒業。1989年からIVFおよび内視鏡手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善や、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を積極的に図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療を取り入れて対応。本院(荻窪病院)泌尿器科の男性不妊専門医の協力により、TESE-ICSIや逆行性射精など、男性不妊の治療体制も整えている。
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