スプリット法

難しい用語がいろいろと出てくる不妊治療の現場。

治療でよく聞く用語だけど、あまり正確に知らないものも多いのでは?

勘違いや思い込みを防ぐためにもしっかり確認しておきましょう。

クリニックの先生に用語の解説をしていただきました。

スプリット法

ARTを行う際の媒精方法として、一度に採卵した複数の卵子を2つに分けて通常の体外受精(ふりかけ法)と顕微授精を同時に実施する方法をスプリット法といいます。

一般的に体外受精より顕微授精のほうが受精率が高いです(体外受精の受精率は65%〜70%、顕微授精の受精率は75%〜85%)

前回の体外受精での受精率が50%以下で受精率は低いが顕微授精を好まない患者さんの場合、すぐに全部顕微授精に移行するのでなく一部を顕微授精にするこのスプリット法を提案します。

受精障害があれば初回の採卵でふりかけ法を実施してもすべて受精しない場合もあり、初めから念のためにスプリット法を用いる施設もあります。

患者さんにインフォームドコンセントを行い媒精方法を決めることは重要です。

神谷 博文 先生

神谷 博文 先生 札幌医科大学卒業。同大学産婦人科学講座、第一病理学講座に入局後、斗南病院にて産婦人科科長を10年間務める。1998年、神谷レディースクリニックを開業。
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