ちひさん (31歳)
妊活を始めて半年経っても妊娠しないためクリニックに行きました。 タイミング法を試しても妊娠しなかったためCD138検査、子宮鏡検査、卵管造影検査などを行ったところ、左側卵管狭窄疑い・慢性子宮 内膜炎・低AMHが判明しました。 慢性子宮内膜炎抗生剤を2周期使用し、子宮鏡検査で改善していることを確認した後、4月に体外受精1回目を行い、5AAを移植しま したが陰性判定となりました。 体外受精に進み、妊娠を期待して1回目陰性判定だったため、今後妊娠できるかすごく不安になっています。 次回TRIO検査に進むべきなか、移植をすべきかどちら方が良い判断なでしょうか。 低AMHで採卵数も少なく、残ってる胚盤胞も一つため、なるべく無駄にしたくありません。
妊活を始めて半年経っても妊娠しないためクリニックに行きました。 タイミング法を試しても妊娠しなかったためCD138検査、子宮鏡検査、卵管造影検査などを行ったところ、左側卵管狭窄疑い・慢性子宮 内膜炎・低AMHが判明しました。 慢性子宮内膜炎抗生剤を2周期使用し、子宮鏡検査で改善していることを確認した後、4月に体外受精1回目を行い、5AAを移植しま したが陰性判定となりました。 体外受精に進み、妊娠を期待して1回目陰性判定だったため、今後妊娠できるかすごく不安になっています。 次回TRIO検査に進むべきなか、移植をすべきかどちら方が良い判断なでしょうか。 低AMHで採卵数も少なく、残ってる胚盤胞も一つため、なるべく無駄にしたくありません。
福田ウイメンズクリニックの福田先生に聞いてみました。
【医師監修】福田ウイメンズクリニック 福田 雄介 先生
東邦大学医学部卒業、東邦大学医学部大学院修了。医学博士( 東邦大学 平成22年)。米国ペンシルベニア大学生物学教室留学、 東邦大学医学部産婦人科学教室講師などを経て福田ウイメンズクリ ニック副院長に就任。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・ 指導医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医。
東邦大学医学部卒業、東邦大学医学部大学院修了。医学博士(
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
●妊娠を期待して体外受精を実施し、 5AAを移植しても陰性だったそうです。
一般的に受精卵側の要因が挙げられます、 しかし着床に関しては様々な因子が影響すると言われておりTRI O検査もその一つです。着床のタイミングのズレや、 慢性子宮内膜炎の可能性、子宮内細菌叢の影響などもあります。
●採卵数が少なく、残っている胚盤胞も1つとのことです。 TRIO検査を受けるのか、残り1つの胚盤胞を移植するのか、
TRIO検査は2回良好胚の移植を行ったにも関わらず着床しなか った場合に提案します。 理由はそれほど多くの人が着床のタイミングがズレている訳ではな いからです。一般的な話になりますが、 着床のタイミングはそれほどズレてはいないのも事実です。 2回良好胚の移植を行ったにも関わらず着床しなかった場合に検査 して着床のタイミングがずれている可能性は30% ほどなので1回の胚移植ですぐにコストをかけて検査するか難しい ところです。ただ、 残っている胚をなるべく無駄にしたくないのであれば検査して原因 を否定または取り除いておくことも治療の方法としてありえます。 性子宮内膜炎の再発の可能性も懸念しているのであればTRIO検 査をしてから胚移植に進んだ方が良いと思います。●その他、アドバイスをお願いします。
先進医療も含めて少しでも確率の高い治療をしたいという希望があ ればTRIO検査後の胚移植を勧めます。