Yさん (40歳)
妻40歳 AMH3.23です。 体外受精で卵子を15個採取できたのですが、受精したのは6個、胚盤胞までいったのは1個でした。(胚盤胞のグレードは3BB)
2回目の可能性を上げるため顕微受精とし、培養液も変更してトライしましたが採卵6個、結局胚盤胞1つしか得られませんでした。(胚盤胞のグレードは3CC)
胚盤胞の個数を得られず困っております。次回は胚盤胞にしないで受精卵のまま凍結した方が良いのでしょうか。
次回で採卵を最後にしようと考えており、アドバイスをいただけると幸いです。
妻40歳 AMH3.23です。 体外受精で卵子を15個採取できたのですが、受精したのは6個、胚盤胞までいったのは1個でした。(胚盤胞のグレードは3BB)
2回目の可能性を上げるため顕微受精とし、培養液も変更してトライしましたが採卵6個、結局胚盤胞1つしか得られませんでした。(胚盤胞のグレードは3CC)
胚盤胞の個数を得られず困っております。次回は胚盤胞にしないで受精卵のまま凍結した方が良いのでしょうか。
次回で採卵を最後にしようと考えており、アドバイスをいただけると幸いです。
浅田先生に聞いてきました。
浅田レディースクリニック 浅田義正 先生
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
40歳の方でAMHが3.23、乳がんの既往がある方です。高齢ですが、AMHが3.23のため、 卵子がかなり採れると思います。
しかし体外受精で卵子を15個採取できたけど受精したのは6個だったということです。
15個採卵したとしてもmetaphase Ⅱと言われる成熟卵が何個採れたかというのが問題です。
しかし体外受精で卵子を15個採取できたけど受精したのは6個だったということです。
15個採卵したとしてもmetaphase Ⅱと言われる成熟卵が何個採れたかというのが問題です。
採卵できた卵子数のうちの成熟卵の数を、
受精卵をそのまま凍結した方がよいということではなく、胚盤胞到達率を高めるためには、卵巣刺激そのものを見直すことが質問者さんにとって大切なことで
乳がんの既往があるということですが、まだホルモン値を上げられないのならレトロゾールを使いながら通常の卵巣刺激をしていく方法がありますし、卵子がたくさん採れているのでそれほど乳がん既往の影響はないと
成熟卵を採ることが一番大事だと思います。
卵巣刺激の仕方はそれぞれの施設や医師に流儀がありますので、あなたの卵巣に合わせて成熟卵をきちんと採れる施設や医師を探すことも大事な治療戦略の一つと言えます。
卵巣刺激の仕方はそれぞれの施設や医師に流儀がありますので、あなたの卵巣に合わせて成熟卵をきちんと採れる施設や医師を探すことも大事な治療戦略の一つと言えます。