【Q&A】移植方法、今後の治療 ~田中先生

田中先生に聞いてきました

セントマザー産婦人科医院田中 温 先生 順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985 年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990 年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。

みーんさん( 35歳)

初めて相談させていただきます。 

2017年8月から不妊治療専門病院に通っていて、2018年12月から体外受精顕微受精をしています。 

PCOSがあり、2019年1月の採卵で56個卵が取れ、胚盤胞15個できました。 

1回目、4AAの胚盤胞移植→陰性 

2回目、4ABを移植して陽性でしたが流産手術(21トリソミーの女の子)。 

夫婦の染色体検査では異常なしでした。 

3回目、4ABを移植して陽性でしたが流産手術(検査せず)。 

不育症検査でNK細胞活性 

2回流産し、PGT-A臨床研究に2回参加しました。 

1回目は5個検査して正常胚2個。 

2回目は前核期胚培養して5個検査に出し、3個正常胚。 

今年1月に1回目はERA検査をしましたが、不正出血で内膜が剥がれ、2月に再スタート。 

2月のERA検査では時間ズレのみあったので、5BBと4ABの卵の時はルトラールの開始時間をずらして飲んでいます。 

残りの正常胚は1つ、それは6日目胚盤胞5BBです。 

ちなみに5BBと4AB、残り1つの5BBの初期胚を培養し、胚盤胞にしたあとPGT-Aの生検に出しています。 

今の通っているクリニックは、D2からエストラーナテープ、ビタミン剤服用で、移植日の5日前からルトラールを使っています。 それ以外はホルモン補充の方法はありません。 

同じことの繰り返しで、果たして上手くいくことがあるのか不安があります。 

何度か凍結した胚は、ダメージとかもあるのでしょうか? 

今年の秋、他県へ引っ越します。卵の輸送も検討中ですが、まだ胚盤胞があるため迷っています。  アドバイス頂けると助かります。 

採卵採卵56個、胚盤胞15個はやはり危険な採卵でしょう。

21トリソミーを経験されておられ、また流産を2回繰り返しておられますので、着床前診断が適当であると考えます。

移植時のホルモン補充周期の際に使用するホルモン剤はいろいろなものがございますが、問題なのはホルモン剤の使い方ではなくて、染色体の良好な胚を検査する着床前診断を行うことです。

卵-

着床前診断を行ってA判定の胚を移植すれば着床率は5割~6割ありますので、2~3個A判定の胚が凍結できれば必ずいい結果が出るはずです。

あなたは卵はたくさん採れますので着床前診断が一番いい方法だと思います。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。