低AMHでの治療の一時中断について~生田先生

低AMHなのに、お仕事の都合なので治療を中断しなくてはいけないケース…心配ですよね。

そんな時に、何か打つ手はあるのでしょうか?

生田先生にお聞きしました

いくたウィメンズクリニック生田 克夫 先生 名古屋市立大学医学部卒業。名古屋市立大学産科婦人科学教室助教授、名古屋市立大学看護学部教授などの経歴を重ねたが、不妊に悩む名古屋の方たちの役に立ちたいという思いで、教育者の立場を辞して独立。地元・名古屋の中心部、栄に開院し、1986 年から体外受精の現場を歩いてきた経験と穏やかな人柄で、数多くの患者さんを妊娠に導く。

パンプキン さん(33歳)

昨年8月の段階でのAMH1.01でした。昨年9月から治療を始め、今年3〜5月に体外受精に挑みましたが、卵の大きさにばらつきがあり、採れたのは1回のみ。グレード4の胚を新鮮胚移植するも陰性でした。 

 7月に不妊専門クリニックに転院。初診時に卵胞が大きくなっていたので排卵誘発剤を打ってタイミングを取りました が、だめでした。 

 8月と9月の多忙な部署へ応援に行くことになり、平日まったく休めない状況になってしまったので治療をお休みせ ざるを得ません。転院したばかりでAMHも低いのでとても悔しくて不安です。服薬など、できることはありますか? 

低AMHではありますが、1-2ヶ月でどうという感じではないと思います。

FSHの値がどれくらいになっているかですね。2桁になっているのならば、あまりのんびりはできないと思います。しかし実際に治療を行うことが無理であれば、ホルモン剤で卵巣を完全にお休みさせておかれる方をお勧めします。自然な状態でお休みと言っても卵巣は休んでいませんので1周期で約100個の卵子が失われるというデータもありますので刺激をすればすぐに大きくなれるような状態の小卵胞を集めるようにするのが良いと思います。

ずれにしても年齢から卵子の染色体異常の頻度はまだそれほど高いわけでは無いと思われますので多くの卵子は回収できないかと思いますが、頑張ってみてください。

DHEAなども無いところから卵子を増やすというわけではないのですが、刺激が来れば反応しようかと身構えているような卵子を反応しやすくはしますとおもいます。卵巣にPRPを注射するという方法に関する論文もありますが、まだ確実なものとは言いかねると思います。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。