妊活とこころのゆらぎ-ミック先生からのアドバイス後編

Cさん(30代女性)
彼は飲酒・喫煙をやめません。。体外受精へ進むことになり、夫に健康の状態改善のためお酒・タバコの節制をお願いしていますが、「仕事の付き合いで酒は断れない、タバコはストレスだからやめられない」と言われています。夫は他のことには協力的ですが、この2点だけは譲れない様子です。飲酒・喫煙が不妊治療に影響することは理解しているのですが…。夫婦で納得して治療に進むため、気持ちのいい話し方や工夫を言ってください。

ユーザーさんからのお悩みにメンタル面からのアドバイスとして、幸の鳥レディスクリニックのささ山先生にお話を伺いました。
幸の鳥レディスクリニック ささ山 高宏 先生 
産業医科大学医学部卒業。 産業医科大学病院、和歌山労災病院、九州労災病院、中央産婦人科医院の勤務を経て、1997年4月、幸の鳥レディスクリニックを開業。

無理強いは逆にストレスを高めることも

ミック先生・・・
飲酒や喫煙が不妊治療やゲームの状態に影響することは事実です。 ただし、「全部やめてほしい」とか無理することは、逆モニターのストレスが高いこともあります。

お二人で同じ大きな目標がありますので、建設的な方法を見てみよう。

医療面も含めて、私たち主治医やスタッフと相談しながら、ご夫婦で心から納得できる形を目指すことをおすすめします。お二人で定期的に治療や生活について話す機会をもち、必要なことがあれば、専門のサポートも遠慮なく活用してください。

ミック先生からのメッセージ

正直治療において、患者さんご自身と夫婦ごの気持ちを何よりも尊重し、心から寄り添うことを大切にしています。 心身の負担を考え、納得できる治療と安心できる環境を提供することが私の使命です。 妊娠だけが唯一のゴールではありません。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

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