4人目希望さん(42歳)
結婚後1か月で自然妊娠し、一人目を出産。二人目は人工授精でMDtwin(一絨毛膜二羊膜双胎)。流産歴はありません。
月経痛がつらいため、ピルを服用しています。
通院し、治療を開始するには服用をやめなければいけないと解っていますが、あまりに辛いので、中断期間を短くして治療、通院開始できないかを教えて下さい。
体外受精で保険適用を受けるには今年の誕生日までに通院しなければならないと思っていますが、年齢的に難しいでしょうし、ARTではなく、AIHで妊娠しているので、今はARTまでは考えていません。
AIHやシリンジ法などをトライして、難しければ諦めようと思っています。
ピルを内服したままでも、できる検査はありますか?それとも、完全にピルを止めて2周期ほど月経を待たないと、受診は推奨されないでしょうか。
月経痛がつらいため、ピルを服用しています。
通院し、治療を開始するには服用をやめなければいけないと解っていますが、あまりに辛いので、中断期間を短くして治療、通院開始できないかを教えて下さい。
体外受精で保険適用を受けるには今年の誕生日までに通院しなければならないと思っていますが、年齢的に難しいでしょうし、ARTではなく、AIHで妊娠しているので、今はARTまでは考えていません。
AIHやシリンジ法などをトライして、難しければ諦めようと思っています。
ピルを内服したままでも、できる検査はありますか?それとも、完全にピルを止めて2周期ほど月経を待たないと、受診は推奨されないでしょうか。
坂口先生にお聞きしました。
坂口健一郎先生(三軒茶屋ARTレディースクリニック)1999年 防衛医科大学卒。大学病院をはじめ、不妊治療を専門とする木場公園クリニック、リプロダクションクリニック東京などの勤務を経て、2019年「三軒茶屋ARTレディースクリニック」を開院。患者さんとの対話を第一に、スピード感をもった治療方法を提案。また、体外受精(ART)に精通したスタッフがそろい、妊娠に向けてのサポート体制も十分。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
目次
ピルを服用したままでも受けられる検査はありますか?
ピルを服用したままでも受けられる検査はありません。
ピルを中断してから受診まで、 どのくらいの期間を空ければよいでしょうか?
ピルを中断した後、最初の出血(通常は月経とみなされる) から治療を再開することが可能です。 自然周期での治療も選択肢ですが、 妊娠確率を高めるためには排卵誘発剤の使用も考慮されると良いで しょう。ただし、前回の妊娠がMD双胎(双子)であったため、 卵胞の数に注意しながら誘発する必要があります。また、 妊娠率を高めるために人工授精を行うことも選択肢の一つです。
現時点ではART(高度生殖医療) までは考えていないとのことです。 先生ならどのような検査や治療を提案されますか?
年齢を考慮すると、
治療を再開してからの進め方や4人目妊活についてアド バイスをお願いします。
年齢が上がるにつれて妊娠しにくくなり、 流産のリスクも増加するため、 できるだけ妊娠確率の高い治療から始めることをお勧めします。 AMH(抗ミュラー管ホルモン)値も参考になりますが、 ピル服用後は数ヶ月経過してからでないと正確に評価できないため 、その点に注意が必要です。再開後の治療計画については、 詳細なカウンセリングを受けながら進めていくと良いでしょう。
子連れでの治療は通院そのものがストレスとなることもあり、 子連れ通院ができないクリニックもあります。 通院期間を短くするには何の治療が最善かを担当医とよく相談しま しょう。
これらの情報がお役に立てば幸いです。
4人目希望さんの希望が叶いますよう祈っております。
4人目希望さんの希望が叶いますよう祈っております。