ルウさん(29歳)
ウィメンズクリニックふじみ野の林先生に聞いてきました。
【医師監修】ウィメンズクリニックふじみ野 林 直樹 先生
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
まずは顕微授精治療での妊娠ならびに無事に出産されましたことお めでとうございます。
分娩から次の不妊治療にむけての期間のことでのご質問ですね。 日本人での研究報告はないので、米国のある報告によると、 出産から6か月未満は、12-18か月と比較して、 生児出産率が低下すること、 また24か月以上の場合も生児出産率が低下することが示されてい ます。 また12か月以内では早産や低出生体重児の頻度が増加することが 分かりました。したがって、時間的余裕があるのであれば、 出産後12か月以上空けてからの治療が望ましいと言えます。 これらのことと母体年齢や、 卵巣予備能などの諸因子も考慮して決めていくことになるでしょう 。
以前AMHが低値であったとのことですが、 現時点ではどうなのかがわかりません。 もし凍結胚が他にストックされていないのであれば、 早くに採卵だけおこなっておいて、 凍結胚は上記時期を参考にして移植計画を立てるという戦略もある かと思います。 凍結胚のストックがたくさんあるのであればそれほど急ぐ必要はな いのではないでしょうか。
胚盤胞1個移植あたりの生児獲得率は、このご年齢だと、