心が荒んでいた時期に届いた子宝草

心が荒んでいた時期に届いた子宝草新たな双子の命と家族の団結を、「幸せを呼ぶ草」が運んできてくれました。

仕事と子育ての大変さを実感していたY・Kさんと、3人目を強く願っていたご主人。
子どもたちが成長し、仕事環境も変えたことで妊活を前向きに考えられるようになったものの、着床すらしないという現実が待っていました。

気持ちは理解しつつも、考える余裕がなくて

3人きょうだいで育ち、「子どもは3人欲しい」と強く願っていたご主人(41歳)に対し、仕事をしながら2・5歳差の一女一男の子育てに追われていて、「気持ちは理解できるけど、もう妊娠自体考えられない」という心境だったY・Kさん(41歳)。「せめて、下の子が落ち着くまで」とご主人にやんわりと伝えながら、先延ばしにしていたそうです。

大学病院の看護師としてキャリアを積んできたY・Kさんは、出産後も早々に仕事復帰。両立の大変さを実感しつつも常勤で働き、時には夜勤もこなしていました。「職場の先輩たちの姿を見てきて、私もそれが普通だと思っていたんです」。最初は無理ができていたものの、ご主人も夜勤や泊まりが多い仕事ということもあって徐々に限界を感じてきたY・Kさん。少しでも負担を減らすために自宅近くの個人病院に再就職して勤務体制を両立仕様に変え、息子が幼稚園年中組に上がった2021年の夏、3人目の妊活を開始しました。

まずは数回、タイミング法を試したあと基本的な検査を受けると、ご主人側に軽微な不妊原因が見つかったため早い段階で体外受精を選択。最初の採卵で10個卵子が採れ、半分ずつ顕微授精と体外受精をして4個の凍結胚盤胞ができました。

あらゆる検査を受けても何一つ結果に結びつかず

翌年、自然周期とホルモン周期で1個ずつ3回移植するもすべて着床せず、4回目に最後の凍結胚盤胞が着床したものの「hCGの数値が少し上がっただけ」で妊娠継続とはいきませんでした。

「採卵個数は多く、受精して胚盤胞もできるから、着床しないこと自体が一番の原因。考えられるものを一つずつ潰していく」という主治医の方針で、まずは不育症の検査を実施するも決定打にはならず。2回目の採卵前には子宮鏡検査をし、採卵13個中12個できた初期胚のうち1個は新鮮胚移植を。残りの10個は初期胚のまま、8個は胚盤胞まで育てて凍結し、以降は2個移植を実施。その間にERA・ALICE検査、子宮内フローラ検査、免疫検査などあらゆる検査を受け、葉酸や亜鉛、メロンサプリ、ビタミンDなどのサプリも次々と試してみました。「お金をかけて医療に頼っても、諦めないといけない瞬間ってあるんだな……。そんなことを思うようになりました」

予想外に長引いていくなか、3人目ということもあって周囲には治療のことを一切打ち明けていなかったY・Kさんがもっとも苦労したのは、通院と仕事の調整。

「治療の予定を消化していくだけと思っていても、午前中だけとはいえ働きながらではスケジュールを組むのが難しくて。家族の体調を理由にするなど嘘をついて休むしかない状況が一番つらかったです」

不妊治療を学ぶためにSNSで情報を集めた

さまざまな方法を試した移植もいよいよ8回目。自費診療に切り替えてHCG療法で移植しましたが、結果はいつもと同じでした。「この段階でようやく、今の私は医療従事者だけど不妊治療の知識はまったくなくて、先生に言われたことをただやっているだけだったということに気づきました」

同じような治療を繰り返している人たちが「薬を○○に変えてみた」 「○○ができないか先生に聞いてみた」と投稿をしているのを見て、自発的に主治医に質問したり希望を伝えるようになったY・Kさん。次の移植が最後という覚悟でSNSを中心に情報を集めました。「この時期、大学病院に転院することも考えたけど、その場合は高額の免疫グロブリンという血液製剤を使うことが前提。子どもたちの生活のためにも、そんなにお金をかけるわけにはいきませんでした」

Y・Kさん家族にとって非現実的な転院ではなく、不育症や着床不全に一定の効果が認められているイントラリポス輸液の点滴を試してみることにしました。

子宝草が運んでくれた待望の陽性判定

主治医に希望を伝えたり、薬の提案をするなど積極的に治療に取り組んでいるように見えても、実はこの頃のY・Kさんのメンタルはギリギリの状態。1回約4時間かかるイントラリポス点滴のために仕事や子どもたちとの時間を調整するのはつらくてたまらないけど、点滴をしなければ9回目の移植はできません。移植するのは決まっていて「頑張る」と言いつつ、「どうせまたダメに決まってる」「もうやめたい」と気持ちが追いつかず、イライラは募るばかり。ついには芸能人の結婚報告さえ素直に喜べなくなっていったそう。「自分ではどうしようもなくて、何かにすがりたい一心でジネコに子宝草を申し込んだら本当に届いて。その3日後、移植した2個とも着床していることがわかりました」

嬉しい知らせに家族は大喜び。特に子どもたちは双子だと知った瞬間、飛び上がって喜んだそう。子宝草を大事にお世話するだけでなく、「双子の赤ちゃんを連れてきてくれた、幸せを呼ぶ草」と笑顔で周囲の人に話しているそうです。

一人ずつお腹に入っていた時とは違い、別々に動く二人の体重を支えるのは本当に重労働。重い悪阻も3カ月ほど続くなど、マタニティトラブルは今までとは比べものにならないほどでした。そんなY・Kさんにとって、頼りになる存在が小学4年生の長女。弟の面倒を見ながら精一杯サポートしてくれているそうです。

「一気に6人の大家族になるから、一生子育てだねって主人と話をしていて、それが私の生き甲斐になると思っているんです。子どもたちが大人になっても、常に帰ってきたいと思えるような楽しい家族、家庭であり続けたいですね」

Y・K さんの「ジネコ」活用方法

フリマガ、インスタ、LINE での妊活ミニ情報誌などはよく見ていたそう。
同じ境遇の人の声や先生方がどう考えて治療をしているかも参考にしていたとのこと。インスタの子宝祈願の特集で、千葉にある「笠森観音」が紹介され、遠かったけれどお子さんたちを連れて行きお祈りしてお守りを買ってきたそうです。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

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