ルゥさん(28歳)
林先生に聞いてきました。
【医師監修】ウィメンズクリニックふじみ野 林 直樹 先生
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
まずは体外受精治療での妊娠ならびに無事に出産されましたことお めでとうございます。
分娩から次の体外受精治療にむけての期間のことでのご質問です。
分娩から次の体外受精治療にむけての期間のことでのご質問です。
米国の報告によると、出産から6か月未満は、12- 18か月と比較して、生児出産率が低下すること、 また24か月以上の場合も生児出産率が低下することが示されています。
また12か月以内では早産や低出生体重児の頻度が増加することが 分かりました。
したがって、 出産後12か月以上空けてからの治療が望ましいと言えます。
ただし、母体(ご夫婦の)年齢や、帝王切開の有無、卵巣予備能などの諸因子も考慮して決めていくことになるでしょう 。
AMHが低値であったとのことで、ご年齢からするとそれほど気にすることはないと思います。
AMHが低値であったとのことで、ご年齢からするとそれほど気にすることはないと思います。
早くに採卵だけおこなっておいて(AMH測定の上)、凍結胚は上記時期を参考にして移植計画を立てるという戦略もある かと思います。
体外受精にするかどうかという点については、もともとの体外受精の適応にもよりましょう。
機能性不妊症であったということなら自然に近い妊娠もありうるで しょう。