おはつさん(42歳)
政井先生にお聞きしました。
【医師監修】佐久平エンゼルクリニック 政井 哲兵 先生
鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字医 療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック 勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。
鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字医 療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック 勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
妊娠の可能性についてですが、精子側の要因も関係するので女性側の要因だけで一概に言えない部 分もあります。
顕微授精をされているということは、男性因子も関係している可能性あるかと思いました。
自身の経験では、 これまでに子宮腺筋症の方でも妊娠された方はいますので、腺筋症の程度にもよります。
顕微授精をされているということは、男性因子も関係している可能性あるかと思いました。
自身の経験では、
また、 腺筋症の方は別に子宮内膜症を合併していることもあるため、内膜症の有無なども今後の妊娠可能性を左右する要素にはなると思 います。
相談者様の場合、おそらくそれなりの卵巣刺激をして、 卵子数が回収できており、かつ移植まで進めていることを考えると、それなりに成熟卵も取れていると考えられることから、行なっている治療の方向性は悪くないと思います。
相談者様の場合、おそらくそれなりの卵巣刺激をして、
胚盤胞になる、ならないは先ほど述べたように卵子側の要因+精子の要因も関係します。( 受精卵は精子と卵子からできているためです)服用されているサプリメント拝見しましたが、葉酸、 ビタミンDなど大方必要なものは全て網羅されている状況かと思わ れます。
腺筋症は内膜症と同じように進行性の病気で、不妊治療中は進行を抑えることが難しいため、根本的な治療が難しいとされています。
できるだけ可能な限り不認治療を優先して、腺筋症がさらに悪化する前に妊娠する方向に進む必要があります。
なかなか胚盤胞にならないということなので、 胚盤胞にこだわらず、新鮮胚移植も視野に入れるなど、移植の可能性を増やす方向に進んでみるのも良いかと思います。
主治医の先生ともよくご相談いただき、後悔のない治療を進めていただきたいですね。
主治医の先生ともよくご相談いただき、後悔のない治療を進めていただきたいですね。