新鮮胚移植と凍結胚移植、可能性は?

ぶーちゃんさん(39 歳)2年前から2人目不妊の治療を体外受精へステップアップ。これまで4回採卵、うち2回は9週で稽留流産でした。年齢的にも確率的にも凍結胚移植のほうがいいのでしょうか? 今回はじめて新鮮胚移植をトライしましたがダメで、凍結には至りませんでした。
福井 敬介 先生  日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。
福井先生●これまでの経緯をふまえると凍結胚移植のほうが有利だと思います。ぶーちゃんさんは凍結胚で2回着床しています。着床はしながら継続はしていないという経緯ですので、着床不全、着床障害ではありません。検査したうえでいろいろとサポートを受けながら、凍結胚移植を進めるのが近道ではないでしょうか。胚の検査としては、着床前診断(PGT-A / PGT-SR)が有効かと思います。染色体数を網羅的に調べ、胚染色体数や構造を移植する前に評価することで、より着床、発育が期待できる胚を移植することができます。そのため妊娠率を高め、流産を回避できる可能性があると考えられます。
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