質問
①体外受精にステップアップをした、2022/2頃から性交渉は一度もしていません。性交渉をすることで何か感染しても怖いし、不妊治療に影響が出てしまうと思うとできなくなりました。一般的なタイミング法では性交渉の回数が多いほど妊娠しやすいと聞きますが、体外受精の場合でも日頃から性交渉を行なっている方が着床・妊娠しやすいなど関係はあるのでしょうか?また、体外受精を行っている間はどの時期に関係を持っていいのでしょうか?
②次回の移植で3回目となり保険適用は半分になるためこの先を考えると不安になります。今できることは全てやろうと、主治医にERA検査や子宮鏡検査を相談しましたが、ERA検査はまだ確実性がないこと、超音波で見る限り子宮内膜炎の可能性は低いので検査を積極的に勧めないと言われました。主人とも相談し、ERA検査はしない方向で考えていますが、果たしてこのままの治療で私は妊娠できるのでしょうか。先生のご意見をいただけると嬉しいです。
③ステップダウンも一つの方法と聞きますが、私の場合はその選択肢で妊娠の可能性があるのかわからず迷っています。一度、不妊検査時のタイミング法(排卵誘発剤使用)で妊娠できましたが、5週目で流産。当時も排卵誘発剤を使用したことでOHSS状態となっておりとても苦しく、医師から「OHSS状態になることも考えて治療方法としては体外受精がベストである」と言われ人工授精は行わずすぐに顕微授精に進んだという経緯があります。タイミング法で妊娠できたならもう一度試してもできるのではないか..という気持ちも出てきます。可能性はあるのでしょうか?
長くなりすみません。どうぞよろしくお願いいたします。
浅田先生に聞いてきました。
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
間脳の排卵を司るところと、摂食をコントロールしているところが比較的近くにあり、
点鼻薬で上手く反応せずホルモン値が上がらなかったとのことです
卵子の成熟が低い場合だと、採れた卵が未熟ということになり、その後の受精率・胚盤胞到達率も当然悪くなります。
質問者さんはAMHが9.34のため、
普段排卵が上手くいっていないようですので、原始卵胞から半年かかって卵胞が育ってくるわけですが、その半年のうち、後半の3ヶ月はホルモン依存といって、ホルモンに左右されるため、この辺りを考慮した卵巣刺激にしなければいけないと思っています
質問①ですが、タイミング法、
妊娠の主役は受精卵です。
質問③のステップダウンですが、質問者さんはHCGを使うとOHSSになりやすい方だと考えます