【Q&A】2人目不妊について~樋渡先生

AMHが低いと診断されたとき、誰しもが呆然としてしまいます。

そんな時、どんな方法で進んでいけばいいのでしょうか?

レディースクリニックあいいくの樋渡小百合院長先生に教えていただきました。

樋渡 小百合 先生

どんな結果になっても、自分の治療の道のりに納得できたと感じていただけるように、治療を通じて人生が豊かになるように、共に歩みたいと思っています。
いつも笑顔でご機嫌に、がモットーです。
診察に来るとモヤモヤがスッキリする、安心できる、前向きになれる、癒される、そんな診療を心がけています。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

はれさん(34歳)

34歳2人目不妊、不妊専門クリニックへ通院し5ヶ月、タイミング法をしています。
先日AMHを測ったところ、1.45と40代の数値と言われました。
元々高プロラクチン血症、フェリチン不足で薬を服用しプロラクチンは50→15に、フェリチンは5→87まで数値が改善しました。
その他の検査結果は特に問題ありませんでした。
排卵が最近早まっていたため、カウフマン療法をして排卵は14日目と正常に戻りました。
プロラクチンとフェリチンが整い喜んでいたのも束の間、AMHが低いことが判明し呆然としています。
治療方法は体外受精しかないのでしょうか?
金銭的に厳しく、人工授精かタイミング法までしか出来ないと考えています。

34歳でAMHが低いと知り、驚かれただろうと思います。
ただ、AMHは卵子の在庫の目安であり、妊娠率の目安ではないのでそう悲嘆しすぎる必要はありません。
まず、フェリチン不足は、貧血のサインであり、不妊とは直接関係しません。
ただ、妊娠した際に、さらに貧血がすすんでしまい、ふらつきや動悸の原因となるため、妊娠前に改善しておいたほうがよいとは考えます。
こちらはもう補充してあるので大丈夫そうですね。引き続き、鉄分の多い食事を意識してください。
高プロラクチン血症に関しては、排卵がうまくいかなかったり、着床に不利になったり、また流産の可能性も上がることがありますので、医師の指示どおり、カベルゴリンなどの薬物治療を妊娠判明までは継続したほうが良いと思います。
他の検査では問題がなかったとのことですが、子宮卵管造影検査や精液検査も行ってらっしゃいますか?
1人出産経験があっても、ご夫婦ともに少し年齢がすすんだり、出産を契機に卵管に問題が起こる方もいらっしゃいますので是非検査を受けてくださいね。
そこまでして問題なければ、現在タイミング法をすでに5か月しているとのことですので、そろそろ人工授精に進むことをお勧めします。
少しでも早く妊娠したいとか、3人目までご希望とのことであれば、最初から体外受精、胚凍結も選択肢に上がるかもしれませんが、34歳で出産歴がある方であれば、もう少し(あと半年程度)タイミング治療や人工授精での妊娠を望んでもいいのではないかと思います。十分希望はありそうです。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。