黄体ホルモン~田中先生

不妊治療では、様々なお薬と出会います。

初めて耳にするモノも多いのではないでしょうか?

せっかくならば、一番効果があるように取り組みたいものです。

今回は、ワンクリノンに関して、田中先生に聞いてきました

セントマザー産婦人科医院田中 温 先生 順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985 年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990 年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。

はる、、さん(25歳)

黄体ホルモン処方のためワンクリノンを処方されました。

ワンクリノンを、起きたら膣にいれてと言われましたが、仕事をしているため起きる時間も早いです。

移植は午後からなのにそんなに早く入れて大丈夫でしょうか。

ネットを見ると移植の120時間前にいれるのがいいと書いてあります。

 

この方はおそらく以前にも質問された方ですね。ワンクリノンの利点は1回で済むということです。特に働いている女性にとって一日複数回の膣剤投与は難しいかと思われます。

移植の120時間前とは何のことでしょうか?凍結胚の移植でしょうか?それとも採卵周期の移植でしょうか?こちらの内容から見ますと採卵周期のようにも思われますが、ワンクリノンは膣に入れて直ちに吸収されますので120時間も必要ありませんよ。何かの間違いではないでしょうか?

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