月経やおりものなど、女性特有の生理現象はやっかいなものの、 卵巣や女性ホルモンなどがきちんと正常に働いているかを 知らせてくれる、大切なバロメーターでもあります。 不調のサインを見逃さないことが、トラブルの早期解決につながります。
こんなサインに要注意
頭痛・めまい・貧血
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乳房のしこり・ くぼみ・ひきつれ
触診でわかる乳がんの主な症状。 定期的にチェックを。
乳房が張る・ 乳頭から分泌物が出る
生理中でもないのに乳房が張ったり、乳頭か ら乳汁が出る場合は高プロラクチン血症とい うホルモン異常の疑いがあります。
過多月経
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜炎、子 宮内膜ポリープなどでみられる症状。子 宮内膜の異常では、逆に過少月経になる 場合もあります。
おりものの異常
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不正出血
子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がんなど の多くの病気が疑われるサイン。すぐに 受診を。
下腹部痛・ 下腹部の張り
子宮や卵巣の病気の多くに生じる症状。 卵巣嚢腫で腫瘍が大きくなると、腹水が たまって下腹部が異様に張ることもあり ます。
進行すると腫瘍に栄養を奪われ、 お腹ばかり大きくなって痩せることも。
性交痛
子宮内膜症の病巣に癒着やしこりがあ ると、性交時に圧迫されて激痛や鈍痛 が走ります。性交痛があると「子ども は欲しいが、セックスは苦痛」となり、 心の病の引き金になることも。
便秘・頻尿
子宮筋腫が大きくなると子宮周辺の 膀胱や尿管、直腸などを圧迫するた めに起こる症状。逆に、尿が出にく くなることもあります。
排便痛
子宮内膜症の病巣が直腸近くにある と、便やガスが通過するときに圧迫 されて痛みを感じます。
生理がおしえてくれる 婦人病の〝黄色信号〞
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女性の病気の多くは、周期が乱れる、痛みがある、量が多い、期間が長い短いといった生理のトラブルとなってあらわれます。そのサインを見逃さないためにも、生理日誌をつけておくことをおすすめします。
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目で見て、手で触って、 発見できる乳房の病気
生理前は、女性ホルモンの影響でおっぱいも張って痛みをともなったりもします。生理が終われば張りも痛みも治まりますが、ホルモンバランスが崩れたり、ストレスの影響などで長引くこともあります。
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国立がんセンターの調査によると、この 25 年間で乳がんの罹患率は2倍以上に増えています。発症のピーク年齢は 50 歳前後ですが、傾向として 30 代が増えているのも気になるところ。時には鏡で見て、手で触ってと、自分の体の変化を見逃さないようにしましょう。
年に一度は検診を受け、 早期発見、早期治療!
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逆に、子宮筋腫のような良性の腫瘍でも、放っておけば大きくなったり、数が増えたりし、子宮全摘手術にまで及ぶこともあるのであなどらないこと。後悔しないためにも、自分の健康管理を後回しにしないよう心がけたいものです。