卵管障害

難しい用語がいろいろと出てくる不妊治療の現場。

治療でよく聞く用語だけど、あまり正確に知らないものも多いのでは?

勘違いや思い込みを防ぐためにもしっかり確認しておきましょう。

クリニックの先生に用語の解説をしていただきました。

卵管障害

卵管周囲の癒着により卵管の運動が障害されたり、卵管内の癒着、 狭窄・閉塞などにより卵管内の通過障害が起きている状態です。

こ れらにより卵巣から排出された卵子をキャッチできなかったり(ピッ クアップ障害)、卵子や受精卵を運べなくなったりすることで、不妊 症や卵管内に受精卵が着床する異所性妊娠の原因にもなるのです。

卵管障害はクラミジア感染や細菌感染などによる卵管炎や、子宮内膜症、卵管留水腫、卵管留膿症などによって起こります。

クラミジア感染症は性行為を通じて感染し、卵管内に炎症を起こし ます。

適切な治療がなされないと、大切な繊毛や筋層の運動機能を 失うことになります。さらに進行すると骨盤腹膜炎を起こし、子宮内膜症と同様に卵管周囲にある臓器と癒着を起こします。

卵管留水腫や卵管留膿症では卵管采がふさがるため、ピックアッ プ障害を招きます。

丸山 正統 先生

丸山 正統 先生 順天堂大学医学部卒業。医学博士。2000年より医療法人 慈正会 丸山記念総合病院 産婦人科、2017年に同副院長。 日本産科婦人科学会 専門医・指導医、日本産科婦人科内 視鏡学会技術認定医(子宮鏡、腹腔鏡)、生殖医療専門医。
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