子宮形態異常(子宮奇形)

難しい用語がいろいろと出てくる不妊治療の現場。治療でよく聞く用語だけど、あまり正確に知らないものも多いのでは?勘違いや思い込みを防ぐためにもしっかり確認しておきましょう。クリニックの先生に用語の解説をしていただきました。

子宮形態異常(子宮奇形)

子宮は胎生期に左右のミュラー管が合わさってできあがります。

この過程で2つのミュラー管がうまく癒合しなかったり、左右の境目(中隔)が消えなかったり、また片側のミュラー管が発育不全だったために起こる子宮の形の異常です。

子宮がまったく形成されない場合と、単角子宮、重複子宮、双角子宮、中隔子宮、弓状子宮に大別されます(図参照)。

弓状子宮の場合は、そのまま様子を見ることがほとんどです。

中隔子宮や双角子宮で、不妊症や流産の原因となっていると考えられる場合は、子宮の形を形成する手術をお勧めすることもあります。

中隔子宮の場合は開腹ではなく、子宮鏡を用いて子宮の形を整える形成術により、赤ちゃんを授かることも可能になります。

西垣 新先生

西垣 新先生   島根医科大学医学部卒。聖隷浜松病院産婦人科にて、体外受精・腹腔鏡などの不妊治療に従事。静岡県初の体外受精・ 顕微授精・胚盤胞移植での出産に貢献。聖隷浜松病院不妊内分泌科部長を経て、平成15年産婦人科西垣ARTクリニック開業。「充実した不妊専門スタッフが患者さんの気持ちにお応えします」
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