【体験談】つらい現実も感情も隠すことなく、 二人で妊活を支え合いながら配信中。

 

YouTuberカップルが1年前から妊活をスタート
つらい現実も感情も隠すことなく、二人で妊活を支え合いながら配信中。

新婚旅行、マイホーム購入など、新婚カップルのリアルな日常をYouTubeで配信するこちゃさんとよしおさん。そんな二人は昨年から妊活をスタート。未知の妊活を二人で学び、支え合いながら前へ向かっています。

新婚旅行がきっかけでYouTube配信をスタート

YouTube チャンネル「こちゃとよしお」でリアルな妊活体験を配信中のこちゃさん(31歳)とよしおさん(30歳)。
「キラキラしたインスタグラマーの日常ではなく、アラサーの自分たちのありのままを配信しています」
そんな飾らない二人の姿が共感を呼び、着々とチャンネル登録者数を伸ばしています。
二人の出会いはマッチングアプリ。お互いの印象は、「よしおは、たくさん話を聞いて受け止めてくれて、最初から何かが違うと感じました」(こちゃさん)。よしおさんは、「初対面の時からまったく違和感がなく、まるで友達のような感覚でした」。
意気投合した二人は、出会って半年後には同棲をスタート。1年後によしおさんがプロポーズをして結婚へと進んでいきました。
妊活について、最初の1年は避妊をせず自然の流れに任せていましたが、妊娠に至らないことから、友人のすすめではじめて不妊治療専門クリニックに行くことにしました。

検査→結果、また検査なかなか始まらない妊活

不妊治療クリニックは友人から聞いたアクセスのよい場所です。
「クリニックにお子さんがいると、そこは気になるところで…。このクリニックは子連れがNG なこと、カフェのような気軽な雰囲気があるのがよかったです」と、クリニックチェックにも積極的なよしおさん。こちゃさんは、内診、感染症検査、ホルモン検査など一般的な検査を、よしおさんも精液検査を受けました。よしおさんの精液検査は問題ありませんでしたが、こちゃさんのクラミジア感染症が発覚。そこで性生活はいったんストップします。
さらに、検査を進めていくと、もともと生理痛がひどかったこちゃさんは、子宮腺筋症であることもわかりました。また、大きな問題ではないと言われたものの、子宮内膜症と子宮筋腫があることも発覚。そして、その後も続く卵管造影検査、フーナー検査…。「この日に行かなければならないという検査や結果を聞くことの連続で、妊活のスタートにも立てない状況が続き、これは大変! 仕事を続けられるのか不安になりました」
その間、もともと勉強することが好きだというよしおさんは、妊活について多くの本を読んだり、動画を観たりしていたそうです。そして最初の検査では問題のなかった精液検査ですが、2回目の検査ではなぜか精子の数が減り、運動率が低下しているという結果にも直面しました。
「不妊の原因の約半分が男性にあるということを知りました。これは他人事ではなく、自分事ととらえなければいけないと思いました」
よしおさんは治療への理解を深め、こちゃさんに寄り添う決心をしました。

タイミング法、人工授精、妊活は二人ごとで取り組む

ようやく妊活のスタート地点に立ったお二人。サプリを飲む、食事に配慮する、お菓子を控える、などなどYouTube チャンネルからは妊活に前向きに取り組む姿も。いざ、タイミング法で妊活をする日、こちゃさんは「ちょっとかわいいパジャマを着てみる、香りでリラックスするなどの雰囲気作りも欠かしません」。また、よしおさんは「妊活を“作業”にしないようにしていますね。スポーツをする感覚みたいに、自分でも楽しめるようにしています」。
こんな聞きにくい質問にも隠すことなくあっけらかんと答えてくれる姿がYouTube チャンネルの人気の秘密なのかもしれません。
今はタイミング法を経て人工授精の段階に進んでいるお二人。排卵誘発剤を使っているこちゃさんは、副作用で感情がアップダウンすることも。そんな時よしおさんは、こちゃさんに「おいしいものを食べに行こう」と、気分転換をうながしてくれるそうです。また、妊娠に至らなかった時も、動じずに受け止めてくれるよしおさんに、こちゃさんは今まで以上の信頼と安心感を得ているそうです。

自分が発信することで何かが変われば…

夫婦のYouTube チャンネルの一方で、こちゃさんは「感情のこちゃ」というチャンネルで女性が感じる想いも配信しています。
たとえば、友人のLINE のアイコンが子どもの写真になった時、本人に悪気がないのはわかっているけど、妊活中の自分の気持ちが揺れること…。こんな小さな揺れを発信することで、多くの共感が寄せられるそうです。
「ここで自分の感情を吐き出すことは自分自身のストレス発散にもなるし、妊活中の皆さんのコメントでつらいのは自分だけじゃないんだ、と救われることもあります」
また、会社ではまだまだ「妊活」に対しての認識が低いことも実感しています。
「上司は男性ですが、私の状況を理解して何とかしてくれようとしています。なので、私が妊活とはどのようなものなのかを発信することで、会社の人にも妊活への理解を深めてもらえたらと思っています」
今は保険が適用される体外受精まで妊活を続ける予定、というこちゃさんとよしおさん。もともと共通の趣味がなかったという二人ですが、YouTube 制作と配信をきっかけに、一緒に考えて作業する時間が絆を深めるかけがえのないものになっています。
これからも、飾らず、ありのままの妊活のリアルを配信していく予定なのだそうです。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。本サイトの全ての記事は医師監修です。