みささん (39歳)
2回目の陰性判定後です。胚盤胞はもうないため、再度採卵周期に入ります。今回は、採卵してから移植までの間にERA検査とフローラ検査をすることを提案頂きました。
この検査をすることで移植のタイミングがさらに2カ月遅くなってしまいます。陰性の原因は染色体異常の可能性の方が高いのであればPGT- Aの方が有益なのではと思ってしまいます。検査の痛みへの不安もあります。
提案通りの検査を採卵後にするべきか、PGT-Aや他の検査をするべきか、検査せずに移植すべきか、アドバイスをお願いします。
Noah ART Clinic 武蔵小杉の久慈先生に聞いてきました。

【医師監修】Noah ART Clinic 武蔵小杉 統括医師 久慈直昭 先生
慶應義塾大学医学部卒。東京医科大学産婦人科学教授を経て、2023年5月より、Noah ART Clinic 武蔵小杉の統括医師に。生殖医療専門医・指導医。臨床遺伝専門医。
慶應義塾大学医学部卒。東京医科大学産婦人科学教授を経て、2023年5月より、Noah ART Clinic 武蔵小杉の統括医師に。生殖医療専門医・指導医。臨床遺伝専門医。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
37歳以上で2回胚移植に失敗した場合、 ERAやフローラの検査をするか、そのまま採卵・ 移植を続けるかは、悩ましいところです。ERAやフローラは、 いずれも子宮内腔に器具を入れますが、以前のように組織を「 ひっかいて」とるのではなく、「吸い込んで」 取る方法が主流なので、それほど痛くないと思います。
いずれの検査も何回も移植に失敗してる患者さんにある程度は有効 といわれており、 今まで移植した胚がそのクリニックで自信をもって着床しそうな胚 であれば、検査をする意味はありますし、一度検査をすれば、 その情報はこれ以降の移植にずっと使用できます。

PGT-Aは原因検索という意味では最もよい方法なのですが、 最終的な赤ちゃんの獲得率上昇にはつながらないといわれており、 何よりすべて自費になってしまうのが困るところです。 採卵も費用が掛かりますし、早めにERA・ フローラを施行してから誘発法を考えて次の採卵に臨む、 というのは妥当な判断だと思います。