【Q&A】37歳と39歳の胚、移植順はどう選ぶ?~丸田先生【医師監修】

しげなさん(40歳)

現在、凍結保存している胚盤胞は以下です。これらを移植していくことになると思います。
37歳採卵分(自費で貯卵)3個→5日目胚盤胞4AB、6日目胚盤胞4BB、6日目胚盤胞4BC
39歳採卵(保険適用分)2個→5日目胚盤胞4AB、6日目胚盤胞4AC

1、37歳の胚盤胞を使用した方が、出産まで至る可能性は高いでしょうか?
2、2回、残念な結果が続きましたが、これは不育症に当たるのでしょうか?
3、次の移植に進む前に子宮の検査など何か受けたほうがいい検査、治療などはありますか?
4、2人目不妊治療を始めてから体重が4㎏増えました。これも上手くいかない原因でしょうか?
5、中絶手術、流産手術などを2回行ったことで、将来的に体に負担など出るのでしょうか?

丸田先生に聞いてきました

まるたARTクリニック 丸田 英 先生
久留米大学医学部卒業。名古屋大学医学部附属病院 産婦人科を経て、2012年3月より生殖医療専門。2020年3月、まるたARTクリニックを開業。初診から治療終了まで同じ医師が担当することにより、効率的で高い成功率が得られ、何より患者さまの安心へと繋がると考え、診療に臨んでいる。「どんな時も患者さま第一、患者さまご自身の一瞬一瞬を大切に」を目標に掲げ、不妊治療と仕事の両立に理解ある治療スケジュールを導入。また、PRP療法などの最新治療や無料託児所完備等、不妊治療の環境向上にも積極的に取り組んでいる。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

●体重増加が治療の成否に影響する可能性はありますか?

一般的にBMIは妊娠に影響します。高くても低くてもよくありません。また急激な体重変化もよくないので整えるのなら計画的に考えてください。

●中絶や流産手術の影響について、将来の体への負担を教えてください。

将来、生活するうえで影響は少ないと思いますが、流産手術の影響で内膜が薄くなる影響はしばしば起こります。
長くお辛い経過になっていますよね。治療精度を高めるためには、妊娠力のある受精卵を環境の良い子宮に移植することが大事です。
妊娠力がある受精卵とは、着床前診断で染色体が正常な数である受精卵を特定し、子宮内の細菌叢が良好な状態に、母体の着床、妊娠継続環境を整えて移植することが流産率を下げて妊娠率を上げることになると思います。
>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

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