あいこさん(29歳)
妊活の前のブライダルチェックでAMHが0.99でした。
29歳平均よりもかなり低いため、先生から「半年は基礎体温を付けてタイミング法、授からなかったら次のステップへすすむように」と言われました。ただ、妊活をスタートするのは質向上のために葉酸を取り入れる期間や夫の投薬分が体からなくなる期間を考慮して半年ほど経ってからが良いのか迷っています。
AMHの数値に限らず年齢が若いほど妊活はスムーズと思うので、まずはチャレンジする方がいいでしょうか?それとも卵の質向上の期間を設けるべきでしょうか?
田中先生に、お話を聞いてきました。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
AMHが 0.99 ng/mL という数値は、29歳としてはやや低めではありますが、これは多くの場合、生まれ持った体質や遺伝的要因によるものと考えられます。ただし、AMHは卵子の「質」を示す指標ではなく、「発育する卵子の数(卵巣予備能)」を反映する指標です。そのため、質の良い卵子が1個でも、あるいは2個でも得られれば、十分に妊娠のチャンスはあります。
今後は、どのように卵を育てていくかという点を意識していくことが大切になります。
葉酸については、それほど影響はないとおもいますが、それよりも、規則正しい食生活、適度な運動、十分な睡眠といった生活習慣を整えることが重要です。
また、長く続く不妊治療は心身ともに負担が大きくなりがちです。前向きな気持ちを保つこと、そして治療と並行して何か楽しめる趣味や気分転換の時間を持つことも、非常に大切だと思います。そうした工夫をしながら、この不妊治療を乗り越えていってください。

男性側の要因は、今回のケースではほとんど影響しないと考えてよいでしょう。妊娠の成立には、基本的には卵子側の要素が大きく関与します。
サプリメントについても、特に強くおすすめできるものはありません。費用がかさむことも多いため、過度にサプリメントに依存することは控えた方がよいでしょう。