お文具さんさん(39歳)
転院前は、胚盤胞にならないことはなかったが、今は採卵しても卵が胚盤胞になりにくいです。
病院では「普通の人より胚盤胞になるのが少ない。今後の妊娠も難しい」と言われました。
また「どこの施設でもやっていることは変わらない。転院したければ、してもよい」と言われ、匙を投げられている発言でした。
ステムセパレーターや、タイムラプスなどできることは全部しています。
転院することで胚盤胞の達成率が上がるということはありますか?
胚盤胞にならないのは、私の年齢だと言われていますが、年齢だと言われれば、どこへ行っても同じ結果なのでしょうか?
転院してからの方が上手くいっておらず、転院して1年結果が出ていない状況ですが、不妊治療を諦めるしかないのでしょうか?
院長からは「一般的には妊娠しているはずの採卵回数だ_とデータで示されました。
胚盤胞まで育つにはどのような方法があるのか、また、転院を検討すべき時期について教えていただきたいです。
田中先生に、お話を聞いてきました。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
胚盤胞まで育つためには、まず採れる卵の数が重要です。
最近注目されている方法として「PPOS法」があります。
年齢が上がると胚盤胞まで進む確率は下がります。
これまでの治療歴を見ると、次のステップとしてはPGT-A(
転院を検討する場合には、そのクリニックに「生殖専門医」や「
結論としては、
●卵の数を増やす刺激法(HMGやPPOS法の活用)
●PGT-Aの導入
●専門医資格を持つ医師への転院
これらが、