【Q&A】低AMHでも採卵できる?~徐先生【医師監修】

みやさん(28歳)からの質問

AMHで採卵数が少なくなること、採卵回数が増えることを懸念しております。
AFC6個ではやはり少ないと感じ、一層不安です。
今回の採卵数は5個くらいでしょうか?私のような状況ですと統計的に何回くらい採卵すれば妊娠に至るでしょうか?

徐クリニックARTセンターの徐東舜先生に教えていただきました。
【医師監修】徐クリニックARTセンター 徐 東舜 先生
大阪大学医学部卒業。大阪大学病院、愛染橋病院、大阪府立成人病センター、西宮市立中央病院(医長)を経て、2000年、徐クリニックARTセンターを開業。産婦人科専門医。生殖医療指導医。妊娠・出産にいち早く近づけることを最優先に、質の高い治療でサポート。腹腔鏡や子宮鏡手術は1000例を超える。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

●みやさんのAMH値とAFC値から見て、採卵可能な卵子の数はどの程度予想されますか?

AMHよりAFCが信用できるので5個程度の採卵は可能かと思われます。

具体的にみやさんの場合、採卵回数が増えることによる体への負担はどの程度考えられますか?

採卵回数での肉体的な負担はさほどないと考えます。

●みやさんのようなAMH値とAFC値を持つ方が妊娠に至るまでに必要とされる平均的な採卵回数はどのくらいですか

3回程度は覚悟した方が良いと思います。

●みやさんのような状況の方が妊娠に至るまでの統計データや成功例について教えていただけますか

当院で5個程度採卵できたら、年齢を考慮すると2回の採卵で70〜80%の出産になっています。

 

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。本サイトの全ての記事は医師監修です。