りささん(31歳)
5月中旬に3AAの胚盤胞を移植予定です。
3回目の移植になるので妊娠したい気持ちは大きいですが、今回もうまくいかなかったら…と不安で精神的に不安定です。
この不安とどのように付き合ったらいいのか、不妊治療を続けていくためには自分の心とどう向き合えばいいのかわかりません。
3AAの胚盤胞はあと3つありますが、もし体外受精が失敗したらどうしたらいいのか、他にできることはありますか?
5月中旬に3AAの胚盤胞を移植予定です。
3回目の移植になるので妊娠したい気持ちは大きいですが、今回もうまくいかなかったら…と不安で精神的に不安定です。
この不安とどのように付き合ったらいいのか、不妊治療を続けていくためには自分の心とどう向き合えばいいのかわかりません。
3AAの胚盤胞はあと3つありますが、もし体外受精が失敗したらどうしたらいいのか、他にできることはありますか?
宇津宮先生に、お話しを聞いてきました。
【医師監修】セント・ルカ産婦人科 宇津宮 隆史 先生 熊本大学医学部卒業。1988 年九州大学生体防御医学研究所講師、1989 年大分県立病院がんセンター第二婦人科部長を経て、1992年セント・ルカ産婦人科開院。国内でいち早く不妊治療に取り組んだパイオニアの一人。開院以来、妊娠数は 9,500 件を超える。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
りささんは、年齢31歳でまだ若くAMHも2.04、しかも妊娠経験があります。当院の流産原因は80%が胎児の染色体異常です。よって、りささんの場合、あの流産は染色体正常の胚が着床してくれればうまくいくという保証が得られたようなものです。よって現在凍結保存している胚を、希望をもって移植しましょう。再び妊娠陰性か流産ならPGT-Aも考えたほうが良いと思いますが、自費診療になる場合が多いです。
また、あまり心配が強ければ、当院では院長相談でゆっくり話し合っていますが、それ以外にも臨床心理士に相談する機会を設けています。臨床心理士の場合は医療者とは異なって、「心理学」の面からカウンセリングを進めてくれますので、りささんの場合にも有効かと思います。そのようなプログラム(生殖医療心理士)を探してみるのもよいかと思います。