【Q&A】hCG1.4で再判定~小林先生【医師監修】

にっしーさん (29歳)  
移植2回目でhCG1.4。再判定となりました。
調べる限り可能性は全くなさそうですが、薬を続ける指示がありました。
必要なのでしょうか?
また、残りの胚盤胞が5日目4BC、6日目4ABがあります。
トリオ検査などの検査を希望するべきか、この2個の胚盤胞の移植を希望するか、他に何かすべき検査があるのかアドバイスをいただきたいです。

神奈川レディースクリニックの小林先生に聞いてみました

【医師監修】 神奈川レディースクリニック 小林 淳一 先生 
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
hcg1.4でしたら通常、再検査はしないと思います。29歳の胚盤胞の正常核型率は70%位あると考えると、着床不全は他の原因も考えられます。保険下で検査できる子宮鏡・TRIO検査・フローラ検査は行ってもいいと思います。
移植法には調節周期と排卵周期がありますが、当院では癒着胎盤や妊娠高血圧症などの産科的トラブルが少ない排卵周期を第一選択としており、35歳以下の方はその方が着床しやすいと考えます。子宮内膜症や子宮内膜ポリープの検査を受けられるといいと思います。
>全記事、不妊治療専門医による医師監修

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