【Q&A】保険適応の採卵+自己負担での体外受精~山下正紀先生【医師監修】

みどりさん(41歳)

はじめまして。お忙しいところありがとうございます。
私は現在41歳、保険適応での体外受精があと1回で終了します。
凍結している胚盤胞が2つあり、次回一つ戻した場合、一つ残ってしまいます。この残った胚盤胞は保存しておいて、保険適応が終了したあとでも体外受精を望む場合、自己負担の治療で戻すことは可能でしょうか?
ネットなどで調べたのですがよくわからず、、、。可能なら転院も考えているため今のクリニックでは聞きづらく、こちらに質問させていただきました。よろしくお願いいたします。

山下先生にお聞きしました。

【医師監修】山下レディースクリニック山下正紀先生 1980年、奈良県立医科大学を卒業後、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科の医長として同院の生殖医療を確立後、神戸中央市民病院で産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。1997年、神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。一般不妊治療から高度生殖医療にわたる初診から妊娠成立までを一人で担当し、妊娠したカップルは10000組を超える。キッズルームを併設し、2人目不妊にも対応している。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください

保険診療の回数制限が終了した後に保険で凍結した胚が残っている場合にそれを廃棄する必要はありません。

その胚は自費診療で移植することは何ら問題ないと考えます。

よい結果になりますようお祈りいたします。

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