【Q&A】卵胞について~政井先生

ユリさん(47歳)

卵胞が育ちません。不正出血やfshの数値が高かったので下げる為にカフマウン療法を1年かけ、150あったのが17まで下がり、クロミッドを使用しましたが卵胞が見つからないそうです。
病院の先生も年齢の高い私の為に諦めずに何回も挑戦させてくれています。

政井先生にお聞きしました。

佐久平エンゼルクリニック 政井 哲兵 先生
鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字医 療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック 勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください
ご相談ありがとうございます。
内容拝見しました。

カウフマン療法は、高齢などの理由で卵巣機能が低下してなかなか卵胞が育ってこない場合に、一時的にエストロゲン、プロゲステロンなどの卵巣から分泌されるホルモンを足すことでいわゆる卵巣を休ませる効果があります。

その結果、卵巣に対して卵胞発育を促す指令を出す下垂体ホルモン低下させ、結果的に卵巣からの卵胞発育をしやすい環境にする効果があります
ただし、高齢の方で、もともと卵子の数が少なくなっていることで卵胞が育ちにくい場合は、カウフマン療法を行ってもなかなか思うような効果がでない場合もあります。
お話を伺いますと、現在担当の先生と二人三脚で頑張ってこられた様子が伺えました。先生もあきらめずに何回も挑戦してくださるという文面からは、先生の真摯な姿勢が感じられます。
この先生の下で最後まで後悔のない治療を進めていただくのが一番よい選択ではないかと思います。
>全記事、不妊治療専門医による医師監修

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