まるるさん (34歳)
子供を望む34歳・会社員です。
PCOSと診断されて薬を使いながら妊活しています。
12月の生理後、卵胞の発育状況を確認するための受診前にコロナに感染してしまい薬をもらうことができず排卵日を見送ることになりました。
1月、生理が送れていてARTクリニックの先生に妊娠を疑われましたが、D33とD37の2回検査薬を試しましたが陰性でした。
D40のときエコー検査で、体的に生理後10日くらいの状況と言われました。
出血がなかったのに生理痛のような痛みもあり、生理期間だったと思われる期間、おりものが非常に多かったです。
内膜は妊娠に問題ない厚みがあり、卵胞も育っている状況だったのでなぜ出血がなかったのか分からないと言われました。
こちらにいらっしゃる先生で、過去にこのような症例に出会ったことあれば教えてください。
分からない状況の中、AIHを実施し結果待ち中です。
妊娠の可能性は低いでしょうか。
子供を望む34歳・会社員です。
PCOSと診断されて薬を使いながら妊活しています。
12月の生理後、卵胞の発育状況を確認するための受診前にコロナに感染してしまい薬をもらうことができず排卵日を見送ることになりました。
1月、生理が送れていてARTクリニックの先生に妊娠を疑われましたが、D33とD37の2回検査薬を試しましたが陰性でした。
D40のときエコー検査で、体的に生理後10日くらいの状況と言われました。
出血がなかったのに生理痛のような痛みもあり、生理期間だったと思われる期間、おりものが非常に多かったです。
内膜は妊娠に問題ない厚みがあり、卵胞も育っている状況だったのでなぜ出血がなかったのか分からないと言われました。
こちらにいらっしゃる先生で、過去にこのような症例に出会ったことあれば教えてください。
分からない状況の中、AIHを実施し結果待ち中です。
妊娠の可能性は低いでしょうか。
岩見先生に聞いてきました。

神谷レディースクリニック 岩見 菜々子 先生
札幌医科大学卒業。2014 年より神谷レディースクリニック勤務。日本生殖医学会生殖医療専門医。日本産科婦人科学会認定専門医。日本抗加齢医学会専門医。
札幌医科大学卒業。2014 年より神谷レディースクリニック勤務。日本生殖医学会生殖医療専門医。日本産科婦人科学会認定専門医。日本抗加齢医学会専門医。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
出血が全く出てこないということは、子宮内膜が剥がれるという出血の根本が起きていない可能性が高い です。
消退出血はホルモンの変化により、 子宮内膜が剥がれるために出血が起きる仕組みです。
消退出血はホルモンの変化により、
そのため出血がない場合には、 ホルモンの変化がない無排卵な状態が続いていたのではと推測でき ます。
今周期は排卵誘発剤を使用できなかったことや、コロナ感染により体調を崩していたことから卵胞発育ホルモンの分 泌が遅れ、卵胞の発育に30日以上要したのではないでしょうか。
今周期は排卵誘発剤を使用できなかったことや、コロナ感染により体調を崩していたことから卵胞発育ホルモンの分
月経と思われる期間に月経痛のような腹痛があったとのことですが 、出血がなかったのであれば卵胞が発育する段階でお腹が痛くなった り、卵胞発育によりおりものが多くなった可能性があるかと思います。
感染症など体調を崩すと、体力の回復が優先され、性ホルモンの分泌が悪くなることがあります。
またPCOSとのことですので、卵胞刺激ホルモン( 卵胞を育てるホルモン)と黄体化刺激ホルモン(排卵させるホルモン)のアンバランスを生じやすい背景も影響していたかと思います。

子宮内膜と卵胞が問題なく育っていて、
多嚢胞性卵巣症候群は高温期にはなるけれど、排卵できない黄体化未破裂という状態になることも多いので排卵しているかどうかの確認も今後可能であれば診てもらうのがお すすめです。