【Q&A】良好胚卵胞3度失敗。今後どのような検査や治療法が必要でしょうか?~浅田先生

ハニーさん (32歳)
アンタゴニスト法(自費)で採卵、10個採卵でき、3個胚盤胞になりました。
凍結胚盤胞移植を3回しましたが、1回目4BA化学流産(自費ホルモン補充)、2回目4BB陰性(保険ホルモン補充)、3回目4CB化学流産(保険・自然周期)に終わりました。
今後、ERA検査・Th1/Th2の検査をする予定です。他に受けておいたほうがよい検査はありますか?
また、今の病院では採卵予約が春まで埋まっているそうなので転院を考えています。
今後、検査が必要なのであれば、どのような検査ができる病院を選択すれば良いでしょうか。
AMHなので採卵を早くした方がいいのではと考えています。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけると幸いです。

浅田先生に聞いてきました

浅田レディースクリニック 浅田義正 先生
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください

ERA検査、Th1/Th2はエビデンスレベルが非常に低く、世界的に見てもほとんど実施されていません。

同じお金をかけるのなら、着床前遺伝学的検査(PGT-A)を優先した方がよいでしょう。PGT-Aを実施できる施設での治療をお勧めします。
また「4BAで化学流産、4BBで陰性、4CBで化学流産」というコメントが気になりました。
見た目だけの胚盤胞のグレードというのは妊娠の結果からいうと当てになりません。
見た目のグレードと染色体異常等が一致しないからです。
胚盤胞まで育ったものにグレードを付けているのは、背番号のように移植の順番を決めるようなものです。
転院を考えているのなら、PGT-Aがしっかりできるところへ転院した方がよいと思います。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。