峯先生にお聞きしました。
峯レディースクリニック 峯克也先生 日本医科大学医学部卒業、日本医科大学大学院女性生殖発達病態学卒業、日本医科大学産婦人科学教室 病院講師・生殖医療主任歴任、日本医科大学産婦人科学教室 非常勤講師。それぞれのご夫婦にあった最善の治療を提示し、サポートしていくことを使命とし、自由が丘の地に峯レディースクリニックを開院。
えだまめさん(32歳)
32歳、AMH1.55、抗精子抗体6.39 BMI17前後で先日初めて採卵をしました。(アンタゴニスト法、D13に採卵、前周期マーベロン服用)
D10のエコーでは14個の卵胞(最大右17.左17.5)が見えており、採卵日が決定しました。
決定までに採血はD8から3回行ってます。
ホルモン値の検査結果は患者側には教えてくれません。
フェリング225を継続し、D8からセトロタイドを併用。
36時間前にトリガーとしてブセレリンを投与しています。
当日の採卵数は5個でした。まだ受精、凍結結果は分かっていません。
事前で見た数と大分減っていた理由は何なのでしょうか?
先生に聞いたところ、詳しくは分からないと言われました。
また先生の意向で全て媒精となりましたが、抗精子抗体が陽性の場合、顕微の方が受精率は上がるのでしょうか? また追加した方が良いサプリメントはありますか?
当日はパニックであまり話ができませんでした。
ご教授頂けますと幸いです。
32歳、AMH1.55、抗精子抗体6.39 BMI17前後で先日初めて採卵をしました。(アンタゴニスト法、D13に採卵、前周期マーベロン服用)
D10のエコーでは14個の卵胞(最大右17.左17.5)が見えており、採卵日が決定しました。
決定までに採血はD8から3回行ってます。
ホルモン値の検査結果は患者側には教えてくれません。
フェリング225を継続し、D8からセトロタイドを併用。
36時間前にトリガーとしてブセレリンを投与しています。
当日の採卵数は5個でした。まだ受精、凍結結果は分かっていません。
事前で見た数と大分減っていた理由は何なのでしょうか?
先生に聞いたところ、詳しくは分からないと言われました。
また先生の意向で全て媒精となりましたが、抗精子抗体が陽性の場合、顕微の方が受精率は上がるのでしょうか? また追加した方が良いサプリメントはありますか?
当日はパニックであまり話ができませんでした。
ご教授頂けますと幸いです。
えだまめさんの実際の状況がわからないので、この文章だけから読み取っての回答にはなります。
というのは、事前に卵胞が見えていたとしても、実際の状況として何個指して、何個とれたのかが不明で、あるいは14個の卵胞が全部17ミリだったのか、小さいのも含めてなのかという点にもよりますね。
というのは、事前に卵胞が見えていたとしても、実際の状況として何個指して、何個とれたのかが不明で、あるいは14個の卵胞が全部17ミリだったのか、小さいのも含めてなのかという点にもよりますね。
実際に、高刺激もしている当院では、平均すると10個位程度の採卵となりますが採取できる数で、人によって高刺激であっても、5個とか、3個とか少ない場合もあります。
もっと数をとりたかったのかなと、えだまめさんのお気持ちは理解しますし、取れた数が予想より少なかったこと自体は、期待と違ったという点では残念なことだったかもしれません。
しかし、結果、まだ受精したかどうかもわからないですし、こういうことも確かに実際に起こりうることでもあります。
高刺激だからということで、必ずしもたくさん採卵できる全部取るわけでもありません。
また仮に、たくさん取れたとしても未熟な卵子も含まれていることもあります。
また仮に、たくさん取れたとしても未熟な卵子も含まれていることもあります。
もし、採卵してもそれがゼロだった、まったく取れなかったということであれば、納得いかないというのもわかるのですが、採卵の当日だけで判断せず、胚もう少し、培養最後の凍結の結果を待った方が良いのではないでしょうか。
あとは 媒精媒性に関していうと、抗精子抗体が陽性でも、媒精媒性で受精する事は充分あります。
無理せず顕微授精と言う考えもまったく否定はしませんが、媒精性して、すべてがオール未受精ということが決まったわけでもありません。
無理せず顕微授精と言う考えもまったく否定はしませんが、媒精性して、すべてがオール未受精ということが決まったわけでもありません。
ちなみに、当院でしたら、媒精後に受精兆候を認めない卵子にのみ顕微授精を行う、レスキュー顕微授精も行っておりますというのをやっています。
当院でも抗精子抗体陽性の患者様につい先日も似たようなケースがあり、媒精法を行ったこともありますが、当日培養士さんと相談し、精子の状態も悪くないし、卵子もしっかりしているから、あえてふりかけをしました。
結局、レスキュー顕微授精はせずに受精した方もおられます。せずに全部受精した例もあります。
抗精子抗体は、ほんとうに悪さするかどうかは実は微妙なので、先生の意向で媒精性という方法をとるのは決して間違ってはいない方法だと思います。
抗精子抗体は、ほんとうに悪さするかどうかは実は微妙なので、先生の意向で媒精性という方法をとるのは決して間違ってはいない方法だと思います。
ただ、しいて言うならば、主治医の先生から、えだまめさんに、事前に媒精性することについてもう少し説明があってもよかったのではとは思います。
納得して進めていければ、よかったのかもしれません。
もしかすると、コミニケーションがうまくとれていないのではと思います。
決して特殊な例でもないですし、医学的な点では問題ないと判断しますし、それでうまくいかないときには、顕微授精の選択肢もあるのではという判断です。
もしかすると、コミニケーションがうまくとれていないのではと思います。
決して特殊な例でもないですし、医学的な点では問題ないと判断しますし、それでうまくいかないときには、顕微授精の選択肢もあるのではという判断です。
えだまめさんが不妊治療を今後を進めるうえで、もう少し主治医と、あるいは培養士さんやカウンセラーの方など、相談できる環境なら良いですね・・・。
こうしたコミュケーション不足による、不安やストレスを強く抱くようであれば、転院もありかもしれません。