【Q&A】生理日の判断について~鈴木先生

生理の具合がいつもと違う…ホルモンバランスのせいでしょうか?

気になりますね…

鈴木レディスホスピタル の院長鈴木康夫先生にお聞きしました

鈴木康夫 先生(鈴木レディスホスピタル)1990年金沢大学医学部卒業後、国立金沢病院(現・金沢医療センター)産婦人科勤務を経て、1996年に鈴木レディスホスピタル副院長、2008年より院長に就任。高度な不妊治療を行う専門機関として、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療から、体外受精・顕微授精などの高度生殖補助医療(ART)まで、患者さん一人ひとりに向き合った丁寧な治療を提供している。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
いなみんさん(42歳)4〜5年くらい前から生理がおかしく、うすいピンクの出血があり1日目と判断していました。
その後2日目も出血が少なく、3日、4日目に出血が多くなる傾向でした。
それが今年に入り、来たなと思うと4日間くらい少しずつ出血していて、5日、6日目に急に出血が多くなります。
実際多いのが1日で後はまた少なくなり終わります。
ホルモンバランスは悪くないと言われましたが、どこがおかしいのでしょうか。
妊娠できないのもこれが原因でしょうか。
基本的に少量でも出血を認めた日を生理一日目とするのではなく、本格的に出血が始まった日を生理一日目と考えてください。
すると”いなみん”さん場合、生理の期間が短く少ない状態と推察されます。
生理の期間が短く出血量が少ないという事は良質な卵子が排卵してない、あるいはホルモンバランスは悪くないとのことですが、やはり何らかのホルモンアンバランスが考えられます。
AMHは低くないようなのでカウフマン療法やピルによってホルモン環境を是正の後、刺激周期で採卵に臨まれてはいかがでしょうか。
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