妊活を始めて初めて自己注射に出会う人も多いはず…
シッカリと打てているのかな?
浅田先生に聞いてきました。

真子さん(42歳)
通っているクリニックからの自己注射マニュアル(イラスト)に従い、hmg注射を打っていました。
いわゆる四分三分法といわれるものだと思います。
診察で通院するときは看護師さんに打ってもらうのですが、イラストとは違いなぜかお尻の下のほうに必ず打たれます。
ある時は自己注射のばんそうこうを見て、注射する場所が上過ぎると指摘を受けました。
マニュアル通りにやっているのに間違えていると言われるのは府に落ちません。
また注射場所によって効果が変わってしまうということはあるのでしょうか?特に問題ないのなら、良いのですが。。
クリニックで質問して、看護師さんは気に障ったらと思うととても訊けませんので、どうかご回答をよろしくお願いいたします。
お尻や肩に注射を打つとき、どの部分の筋肉に注射を打つか、ということで、安全な場所というのがいろいろと想定されています。そのため、看護師さんはそこに打つ、と指導されていると思いますが、自己注射の場合は、自分でお腹に打つことが多いです。
注射の種類によっては、使用法で筋肉注射(筋注)とされているものを、お腹の皮下に打っても効果は全く変わりませんので、注射部位にこだわる必要はない、と私は指導しています。看護師さんが注射を打つときの部位と、自己注射は本来違ってもよく、注射の適応は、筋注、皮下注、静注など様々ですが、排卵誘発剤においては、筋注も皮下注も効果は変わらないと考えています。