【Q&A】体外受精後の流産を防ぐための対策は?〜藤野 祐司先生【医師監修】

あやさん(36歳)

これまでの体外受精4回のうち1回が稽留流産で、残り3回は着床もしなかったり、化学流産のため、実際の流産は1回のみです。
今月、月経がきたので移植周期に入ります。
不育症の検査はしていませんが、子宮鏡やフローラ検査などは異常はありませんでした。
妊娠、出産するために今できることはあるのでしょうか。

ウィメンズクリニック本町の藤野 祐司先生に伺いました。

【医師監修】ウィメンズクリニック本町 藤野 祐司 先生
大阪市立大学医学部卒業。藤野婦人科クリニックの院長を務めた後、平成28年にウィメンズクリニック本町を開院。ご夫婦・ご家族の“夢”の実現に向かって、希望を叶えられるよう、患者さんの状況に合わせた診療を提供することを大切にしている。
日本産婦人科学会専門医、生殖医療専門医。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

【質問1】今後の移植に際し、不育症の検査を考慮すべきでしょうか。
「不育症」の診断には化学流産を”流産”として考慮するかどうかが不明確です。しかしながら、念の為検査されておくことは今後の治療にマイナスにはならないと思います。

【質問2】着床不全の原因を特定するために、追加の検査は必要でしょうか。
子宮鏡やフローラに異常がなかったとのことですが、「着床不全」の原因として”着床の窓”の検査としてERA検査もあります。一度調べてみられては如何ですか?

【質問3】フローラ検査で異常がなかった場合、他に考慮すべき要因は何でしょうか。
”着床の窓”のズレなども要因として考えられます。

【質問4】稽留流産の経験がある場合、次回の移植で注意すべき点は何でしょうか。
「稽留流産」の多くは偶発的な受精卵染色体異常かと考えられます。何かに注意すれば予防出来るものではないと考えます。

【質問5】妊娠の可能性を高めるために、生活習慣の改善点を教えてください。
心身ともに安定した日常生活に心がけられること、規則的な食事と十分な睡眠が大切かと思います。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

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