【Q&A】低コレステロールと低AMHの関係~高橋敬一先生【医師監修】

ポテチさん(42歳)

健康診断で低コレステロール、低尿酸を指摘されました。総コレステロール値126mg/dl、尿酸値2.0mg/dlです。BMIは21.2です。
3年前から同じ項目で引っかかっています。その他異常はありません。

コレステロールが低すぎると低AMH( 私はAMH0.1)や不妊と関連があるという情報も調べると出てきますが、しっかりとした改善策や文献が出てきません。
通っている病院の先生に聞くと、「関連は分からない。エビデンスはない。自分で調べてみてください」と言われました。

コレステロールをどのように上げていけばよいか教えていただきたいです。

【医師監修】高橋ウイメンズクリニック 高橋 敬一 先生
金沢大学医学部卒業。国立病院医療センター(現・国立国際医療研究センター)、虎の門病院を経て米国ワシントン大学に留学。1996年虎の門病院に復帰した後、1999年千葉市に不妊治療専門『高橋ウイメンズクリニック』を開院。2014年ベストドクター認定(ベストドクターズ社)。2022年10月に開院から累計で妊娠2万例を達成する。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください

AMHが低いことと、栄養に関してご不安なのですね。
総コレステロールとAMHの相関があったとの報告はありますが、直接の関連は不明です。低コレステロールは栄養状態が不良であることの一つの指標ですので、それがAMHに関わっている可能性はあります。しかし直接の関連は強くはないと推測されます。栄養状態を良くすることで排卵しやすくなるという期待はありますので、低コレステロールの改善をする意義はあると思います。

対策としては、
1)食事の回数を増やす。(間食・おやつを増やす)
2)良質の脂質・油を増やす。オリーブオイル、ココナッツオイル、シソ油、エゴマ、亜麻仁油、ナタネ油、ナッツ、ナッツ、アボカド、チーズ/ヨーグルト、卵、鮭・サバなど脂ののった魚など。
3)タンパク質(卵・魚・肉・大豆・乳製品)の摂取
4)軽い筋トレ
などが良いでしょう。

低尿酸値と不妊症の直接の原因は不明です。ただし、低尿酸値が低栄養を表している可能性があります。たんぱく質、栄養の摂取を考えるほうが良いでしょう。
AMHをあげる確実な方法はありませんが、栄養を整えることで排卵しやすい環境に近づく可能性が高いと思いますよ。

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