まりりーぬさん(27歳)
右卵管が詰まっている、もしくは非常に狭いと診断されました。先生から「妊娠率にはあまり 影響しない」と説明されましたが、本当でしょうか? 妊娠の可能性について教えてください。
内田クリニック 内田 昭弘 先生
島根医科大学医学部卒業。同大学の体外受精チームの一員として、1987 年、島根県の体外受精による初の赤ちゃん誕生に携わる。1997 年に内田クリニック開業。生殖医療中心の婦人科、奥様が副院長を務める内科、大阪より月1 回来院の荒木先生による心理カウンセリングとサポート体制が充実している。
島根医科大学医学部卒業。同大学の体外受精チームの一員として、1987 年、島根県の体外受精による初の赤ちゃん誕生に携わる。1997 年に内田クリニック開業。生殖医療中心の婦人科、奥様が副院長を務める内科、大阪より月1 回来院の荒木先生による心理カウンセリングとサポート体制が充実している。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
内田先生●右卵管が詰まっている場合でも、左卵管が正常であれば妊娠率には大きな影響はないというのが一般的な見解です。しかし、卵管が詰まっている原因がもう一方の卵管にも影響を及ぼす可能性はあります。そのため、慎重に経過を見守ることが重要です。
特に不妊治療の初期段階では、正常な卵管を利用してのタイミング法や人工授精などで治療することが推奨されます。もし妊娠が難しい場合には、早めに体外受精など次のステップを検討することも一案です。
なお、卵管にダメージを与える原因としては、骨盤内感染、特にクラミジア感染が代表です。
なお、卵管にダメージを与える原因としては、骨盤内感染、特にクラミジア感染が代表です。
動画で解説!
「PCOS での排卵検査薬の信頼性は?」
「右卵管の詰まりを考慮した最適な治療方針」
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