【Q&A】排卵日から生理開始まで長い理由は?~岡野先生【医師監修】

さくらさん(30歳)
8月15日に内診と血液検査で排卵を確認しましたが、高温期に入ったのは8月18日でした。
その後、生理が来たのは9月2日のことでした。
排卵日から生理までに18日間を要したのですが、正常範囲内のことなのでしょうか?
また、排卵後、体温が上がるまでに3日かかることも異常ではないのでしょうか?何か原因と思われることがありましたら教えていただきたいです。よろしくお願いいたします

絹谷産婦人科の岡野真一郎先生に伺いました。

【医師監修】岡野 真一郎 先生 (絹谷産婦人科 副院長)
川崎医科大学卒業後、広島大学医学部医局、広島市立安佐市民病院産婦人科、土谷総合病院産婦人科、公立みつぎ総合病院産婦人科、呉共済病院産婦人科、中国労災病院産婦人科医長を経て、2007年より現職。日本生殖医学会認定 生殖医療専門医、日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

排卵から次回月経初来までは、通常10~14日間だと思いますので、今回18日間であったというのは、やや長いと思います。

もしかすると、着床しかかった可能性(生化学的妊娠)があるかも知れません。もしくは、黄体機能不全として黄体ホルモンを投与されている場合は、高温期が伸びる可能性があります。

排卵確認から基礎体温が上昇するまでに3日かかったとのことですが、毎周期そうなのであれば、排卵確認日から黄体ホルモンの補充を行ってみても良いと思います。

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