ちゃんさん (43歳)
今年1月に採卵してPGT-A検査済たった一つの4AA正常胚の移植を最後にすると決めています。移植方法について、自分の希望は自然周期ですが過去に化学流産したのはホルモン補充でした。先生に相談したところ「どちらも妊娠率は変わらないから、どちらでもいいし、着床の窓はずれていないからね」という回答でした。今まで採卵の時に卵胞の発育が小さいのに排卵してしまったり、採卵直前で排卵しかけてしまうのも、毎回そんな私が自然周期を選んでしまい、排卵の特定が間違ってしまうのではないのか、素人の私は考えてしまいます。アドバイス頂きたいです。
唯一してない検査でth1/th2も気になり聞きましたが、しなくても大丈夫との事でした。最後だから悔いのないような移植にしたいです。
今年1月に採卵してPGT-A検査済たった一つの4AA正常胚の移植を最後にすると決めています。移植方法について、自分の希望は自然周期ですが過去に化学流産したのはホルモン補充でした。先生に相談したところ「どちらも妊娠率は変わらないから、どちらでもいいし、着床の窓はずれていないからね」という回答でした。今まで採卵の時に卵胞の発育が小さいのに排卵してしまったり、採卵直前で排卵しかけてしまうのも、毎回そんな私が自然周期を選んでしまい、排卵の特定が間違ってしまうのではないのか、素人の私は考えてしまいます。アドバイス頂きたいです。
唯一してない検査でth1/th2も気になり聞きましたが、しなくても大丈夫との事でした。最後だから悔いのないような移植にしたいです。
神奈川レディースクリニックの小林先生に聞いてみました。
【医師監修】 神奈川レディースクリニック 小林 淳一 先生
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
● 自然周期とホルモン補充周期それぞれの妊娠率について教えてくだ さい。
その方の年齢、生理周期、治療歴によって異なると思います。 最近は妊娠後や分娩時のトラブルの少ない自然周期の方が多くなっ ています。当院でも自然周期の方が増えて、妊娠率もやや高い傾向です。
●採卵時に卵胞が小さくても排卵したり、 採卵直前で排卵しかけてしまうのは、 どのような理由が考えられますか?
年齢の高い方、 AMHの低い方または生理周期の長い方は卵胞が小さくてもLHサ ージが起きて早い排卵になる傾向があります。また、 LHサージより普通は36時間で排卵となりますが、34~ 35時間になることもあるので早めに採卵、 または早めにアンタゴニストの投与を考えましょう。 HCGを投与して33時間位で採卵してもいいかもしれません。
●主治医の先生は「Th1/Th2検査はしなくても大丈夫」 とのことです。先生の考えをお聞かせください。
出来る検査は受けた方がいいと思います。結果によって、 自費の方は必要であればタクロリムスが服用できます。
●最後の移植に向けて、 先生ならどのような検査や治療を提案されますか?
ERA、子宮内フローラ、CD138、 子宮鏡検査は受けられたようなので、あとはNK細胞活性検査、 Th1/Th2の検査の提案になるでしょうか。