ひまわりさん(43歳)
初回は初期胚を移植し、着床後化学流産に。次は成功率が高いという凍結胚盤胞にしたいのですが、担当医からは新鮮胚でもどちらでもいいといわれました。最善の方法は?
福井ウィメンズクリニック 福井 敬介 先生
日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。
日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。
福井先生●まずは新鮮胚移植と凍結胚移植について説明します。新鮮胚移植とは、採卵と同じ周期の初期胚や胚盤胞を、採卵と同じ周期内に移植することをいいます。一方、採卵してできた胚や胚盤胞を、採卵と同じ周期内で移植せずに一度凍結保存。その後、別の周期にその胚を解凍し移植するのを凍結胚移植といいます。解凍して子宮に戻す方法は2通りあって、ご自身の生理がきて排卵するという周期を利用する自然周期。薬を使ってホルモンを補充しながら胚を戻すホルモン補充周期があります。今は凍結胚移植が圧倒的に多く、7~ 8 割を占めています。ただ、どっちがいいかを比べるのは難しいものがあります。
<動画で解説!!>
「新鮮胚移植に向いているのは?」
「相談者にはどちらのほうがいい?」
「新鮮胚移植に向いているのは?」
「相談者にはどちらのほうがいい?」