【Q&A】不妊検査から治療開始までの期間~藤本先生

つぐみさん(42歳)

初めまして。
最近不妊治療について調べ始めたので分からない事だらけですが、よろしくお願い申し上げます。
高齢(42歳)で結婚しました。
大きな筋腫があったので、去年手術してとりました。
通っている病院では不妊検査はせず、顕微受精などの不妊治療をしてくれるところに紹介状を書いてくれると言ってくれました。
チャンスがあるなら、43歳になる前に保険適用の不妊治療を始めたいと思っています。
二つ候補のクリニックがあります。
一つはウェブで予約を取るタイプで、11月初めに予約して(空きがありませんでした)、問診に43歳の誕生日が近いことを書きました。
もう一つは電話して不妊治療をしたいことと誕生日が近いことを伝えたら、体外受精の来年1月まで予約が入っていますと言われました。
11月に予約できたクリニックは初診で不妊検査が出来たとして、先生に治療計画を立ててもらって、治療開始までどの位の期間が必要なのでしょうか?
例えば、検査の結果に時間がかかるものがあったりすると1か月だと難しいですか?

藤本先生に聞いてきました

さっぽろARTクリニックn24 藤本 尚先生

日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医、臨床細胞学会細胞診専門医。札幌医科大学産婦人科、神谷レディースクリニック 副院長を経て、医療法人社団 さっぽろARTクリニック開院し理事長に就任。2019年5月 医療法人社団 さっぽろARTクリニックn24開院。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
つぐみさんこんにちは。
さっぽろARTクリニックn24の藤本です。

保険での体外受精を行いたいとのことであれば、とにかく少しでも早く病院を受診する必要があるかとおもいます。

40歳以上の方が初めて体外受精を行う場合には43歳になるまでに3回の治療(胚移植が3回)を行うことが出来ます。
しかし、43歳になってしまうと、仮に回数が残っていても保険での治療ができなくなります。
そのため、少しでも早く受診して体外受精を開始する必要があります。
体外受精は、今日初診で受診して明日から始めるというわけには行きません。
生理に合わせて開始しないといけませんし、必ずご主人の検査も必要になります。また検査も最低でもいくつか行う必要があります。
この最低必要な検査はクリニックの考え方によって異なるかもしれません。
また体外受精は高度な治療であるためによくわからないまま始めるのではなく、多くの施設は体外受精の勉強会を受けたりしてからの開始となります(これについては当院でもそうしています。 現在はコロナ禍のためYoutubeでの視聴をお願いしています)。などなど、、、
やることがたくさんありますので、43歳の誕生日が具体的にはわかりませんが、やはり少しでも早いご夫婦でのクリニック受診と治療開始をお勧めしたいと思います。

僕のクリニックでは43歳の誕生日が近い患者さんが来られて、保険で体外受精を行いたいと言われた場合には、本来やる検査のうち体外受精に必要な最低限の検査を行いまずは治療を開始します。

まずは胚を凍結したのちに残った検査を行い必要なら治療した上での胚移植を行ったりしています。

以上、お答えさせていただきましたが、頑張ってくださいね。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。